神道を知る講座III〜初回

今日國學院大学での神道についての講座に行って来た。去年も同じシリーズの講座に行ったが、今年のテーマは神道と神社の歴史だ。時代の流れの通り神道のことを紹介してもらうようだ。講座のテキストは去年読んだ「わかりやすい神道の歴史」という本なのだから、復習の形になるかもしれない。といっても、全く覚えないこともたくさん入っているようだから、楽しみにする。

今日は初回だから、神道の起源がテーマになった。岡田先生によると、神道と呼べる宗教が稲作と一緒に始まったそうだ。要するに、2600年前に始まったとされる。そして、神社の存在が1800年前から始まったそうだ。神道の歴史をちょっとでも勉強したら分かることなのだが、もともと建物はなかったし、常設の神域さえなかったようだ。祭りの時に神様を誘ったり、祭りが終わったら見送ったりするかたちだったそうだ。神様はマレビトで、海の彼方からなど来た客様だったようだ。

ところで、私が海の彼方から参った。なんてね。

今も神殿のない神社が残っているそうだが、大神神社とか諏訪大社などの例は有名で、あまり知られていない例もあるそうだ。身体として自然のままの岩とか滝とか杉などを祀る神社があるそうだ。

そういえば、岡田先生によると、神道の歴史はあまり日本の高校で教えられていない理由は、歴史のなかで画期的な変化はないからだそうだ。すなわち、神道は不易だといえるからだそうだ。全く変わらないとは言えないが、仏教と比べたら今も古代も非常に似ているそうだ。神殿のない神社はその例として挙げられるかもしれない。

さて、最初の方に先生が興味深いことを言った。 それは、神道を言葉で分かるのは難しいから、自分一人の神道観を作り上げないといけないということだ。先生によると、神道は死んでからの世界と無関係で、今の生き方の心持ちなどと関係あるそうだ。だから、神職になろうとする人が自分の神道観は唯一の正しい考え方だと考えてはいけないと言われた。國學院大学で神職養成講座を教える人がそう言ったら、やはり参考になる。確かに「神道とは何か」のような入門的な本が以外に異なるし、神道には教典はないし、それに神社にはそれぞれの伝承や習慣があるので、私が自分で立てた意見と同じだが、はっきりにそう言われたら、ちょっと刺激的だと思う。

だから、この講座も本も祭りも材料として、私も私なりの神道観を作り上げる。


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