私の生活、意見、日本語の練習

Archive for June 6th, 2007

神道を知る講座III〜第4回

Posted by チャート・デイビッド on June 6th, 2007

もう2000語弱を書いたので、今日の神道の講座について書く余裕があると思う。大変興味深かった。今回の予定は神仏習合だったが、國學院大学の最新の研究の結果が課題になった。その内容は、平静七年の神社本庁のデータに基づいて、神社を信仰に別けて、都道府県別に分析した研究だ。結果から信仰の地域ごとの密度が分かるし、歴史も見えるという。紹介してくれた岡田先生はこの研究のリーダーだったので、本当に詳しい。今まで、こういう風に分析されたことはないようだから、驚かせる結果もあった。
調査によると、神社を多く占める信仰は、八幡(7817)、伊勢(4425)、天神(3953)、稲荷(2970)だと言う。第一の驚かせる結果は稲荷信仰の四位だそうだ。この前に、「稲荷神社は数万ある」と言われたが、三千に至らなかった。地域別に見たら、もう一つの驚かせる点があった。
伊勢信仰は、東日本に限られていると言えるようだ。愛知県以東伊勢系の神社は多いが、以西ならあまりない。伊勢神宮は全国の鎮守だと言えるだろうほど著しいそうだ。確かに、結果を表す地図を見たら、東日本の信仰に見える。
他の地域の信仰が分かった。例えば、山岳信仰の神社は、霊山が見えるところに多い。特に富士山信仰の浅間神社は、静岡県に多くて、関東地方にもあるが、西日本に行ったら、十箇所まで至らないようだ。諏訪信仰も、長野県を中心に北陸や関東にあるが、鹿児島県にも多いようだ。それは、薩摩藩の島津家は長野出身だったからだという。だから、大名が引っ越したときに、神様も移したそうだ。
そして、都道府県別の神社数も面白い。新潟県の4778社に対して、和歌山県の426社が十分の一でもない。それは、明治時代末の神社合祀の面影だそうだ。新潟県であまり進まなかったが、和歌山県で強制的に進行したので今残っており神社は少ない。一方、新潟県には小さい祠は多くて、神職は忙しいそうだ。
データももらったので、私は自分で分析したいと思う。特に都道府県の神社の割合を較べたら、どういうふうに信仰が広まるか調べたい。どの進行でも、新潟県には人気があるように見える理由は、新潟県には和歌山県の十倍の神社だあるからのではないだろうか。
そして、この研究は、神社の名前に基づいた研究だと思う。要するに、主神のみ数えたようだ。お稲荷さんが主神の神社をあまり見たことはないが、お稲荷さんの入った境内は多いような気がする。だから、これを研究したら結果は役に立つと思う。ただ、全国に79、335社があるようだし、一つずつ調べるのは必要になるので、大変時間も人材も要るはずだ。國學院大学がこれからそれをするつもりなのだろうか。