3月 282015
 

先日、北川景子さんがDIARYを更新して、仕事柄について語ってくれた。昨日掲載した短歌もこの内容に応えるように作歌したが、今回もう少し具体的に反応を述懐したいと思う。

この記事の中で、「親の死に目に会えなくても、仕事に穴をあけないと誓いなさい」との最初の事務所の社長の発言を紹介する。つまり、役者やモデルの人生にはどこまでの危機があっても、仕事を優先するべきだ、と。東日本大震災の当日に撮影があったそうだし、揺れが収まったら、撮影を再開したという。

業界の構造として、私は許せない。

確かに、役者の代わりに演じられる人はいない。本人ではないと、その人の出番の撮影はできない。しかし、制作を管理する人の役割の一つは、そのような危機が発生してもプロジェクト全体が危機に陥らないように工夫することだ。主演を担う役者の場合、撮影の途中のいつでも、役者が「何かがある。休む」と言ったら、24時間の時間を与えられないと、無責任で、実力も疑わなければならない。同じように、深夜の3時まで撮影が続くことは、北川さんのフェイスブックでのコメントの中でよく出てくる。たまにあるのは仕方がないだろうが、一つのプロジェクトで4回以上発生したら、制作側の実力が欠ける証拠であると思わざるを得ない。つまり、撮影の実際にかかる時間がわからないからそのようなことが発生する。もしかして、全てが上手くいくことを前提としてスケジュールを決めるのではないか。しかし、全てが上手くいくのは、10回に1回程度だろう。5回に1回程度と辛うじて言えるかも。その事実に覚悟して、スケジュールを立てなければならない。

もちろん、例外がある。例えば、あるロケで撮影するが、出来る時間帯は非常に限られている。日が出てから、人が出る前にとか。その場合、時間は決まっているので、別な工夫をする。撮影の順番で、後半の撮影の予定が実現されなくてもなんとか出来る計画は必要だ。

これは、ただの傍からの嘴を出すことではない。Ars Magicaを監督した10数年間、このような工夫を実現するために努力した。原稿が提出されても、問題が発掘されたら修正しなければならない。その修正には、時間がかかる。出版する予定日の前に余裕はなかったら、修正はできない。最初の本は、その余裕はまだなかったが、読んだら分かる。問題が出版まで残っていた。そして、作者にはプライベートの問題があったら、対応できるような工夫も必要だった。それを組み立てるのは、簡単ではないが、監督する人の仕事の一部であると私は信念する。

ただし、芸能界にそのような現実的な構造を導入するために、全体的に改善しねばならないだろう。テレビ会社の計画も変えてもらわないと無理だろう。例えば、原則として連続ドラマの第1話が放送されるまで、最終回の台本を書き終えるのは妥当である。できれば、第1回の撮影が始まる前にそうするべきだ。そうすれば、最終回の展開を最初から示唆したりすることはできるし、主題曲が全体に相応しくなることはできる。しかし、台本は原作に基づかない場合、そのようなことはないそうだ。撮影も、数週間先まで進まないとまずいが、かなり迫っていることもあるようだ。

必要であるのは、芸術作品を作るための環境だが、収益ばかりを見たら、それはできないだろう。業界の全体的な目的を把握しながら計画してほしいのである。

ファンとのやりとり

 北川景子  ファンとのやりとり はコメントを受け付けていません。
1月 112015
 

北川景子さんには公式Facebookがある。そのところで、ファンからのコメントに「いいね」をつけてくれたり、質問などに答えてくれたりする。北川さんは著名な芸能人だから、普段は直接な交流はあり得ないと思われるが、本人はなるべく気軽にファンと接したがるようだ。しかし、最近問題意識があるようだ。それは、平等に答えなどをしようとしているのに、深夜にコメントする人に偏っている印象で、嫌われていると思い込むファンもいるようで、コメントが負担になるので控えるファンもいるようなことだ。だから、先日長いコメントで謝罪と気軽な使用のお願いを公表した。

公式Facebookには16万以上の「いいね」が付いているし、一つの投稿へのコメント数は数百になる。それでも、北川さんが全てのコメントに「いいね」を付けようとする。(それは本人だそうだ。何回も主張したし、時間帯などを見たら、本当にそうであると思うしかない。スタッフさんは「いいね」禁止なのようだ。)質問によく答える。それほどファンを重視する行動は魅力的だし、尊敬する。確かにファンはないと仕事はできない業界だが、それでもファンを一人一人重視するのは簡単ではない。私にはできるかどうか、自身を持たない。

しかし、本当に難しい。確かに、「いいね」をつけた16万人は皆コメントをするわけではないが、よくコメントする人は数百人になっていると思うし、時々コメントする人はさらに数百人だろう。(私は後者の一人。)これほどの人数を覚えるのは無理だろう。北川さんは頭がいいが、限度がある。その上、誰にコメントをしたかは、人間は覚えられない。十数人の会議でも、発言を平等に促すために私がメモをしたので、数百人のコメントは尚更。制度を作ったらできるだろうが、そうすると気軽さを失い、楽しさが損なわれるだろう。

原則を考えれば、北川さんの「義務」は、作品を作ることだ。それは本業で、ファンの一番の希望だ。それを止めたら、ファンには文句をいう資格はないが、ファンを止めることは当然だ。Facebookでのやり取りはおまけである。ファンにとって嬉しいことだが、北川さんに義務はない。今のようなやり方は維持してほしいが、ファンが多くなればなるほど難しくなるのではないかと思う。「女神」と呼ぶファンもいるが、北川さんは一人の人間だから、数千人に対応できるはずはない。

可能にさせるために、ファンがプレッシャーをかけないように心がけするべきだと思う。本人は「コメントを控えないでください」と言ったので、わがままにコメントをしても良いが、質問や答えを要求するコメントを控えた方が良かろう。特に、答えだけを要求するコメントは良くないと思う。本格的な質問は大丈夫だが、答えがこなくても気にしないのは基本だろう。ファンがそう考えれば、楽しいやり取りが続くだろうが、無理に反応を求めたら、自己防衛のために北川さんが止めざるを得ない恐れさえある。

北川さんが目指している状況は良いと思うので、可能にしたいのだが、人が多くなったら難しいよね。

2014年北川ファミリーミーティングイベントの感想

 北川景子  2014年北川ファミリーミーティングイベントの感想 はコメントを受け付けていません。
12月 222014
 

昨日、ドイツから来た友達と一緒に北川景子さんの北川ファミリーミーティングイベントに行ってきた。結論から言うと、とても楽しくて、大満足した。

イベントで「マスメディアはいないので、楽にできる」と言ったので、北川さんが言った内容などを披露しない。披露しても問題になると思われる内容はなかったが、まず私が勝手に公開するわけにはいかないし、そして私には知らない事実があって、ある内容が問題を起こす可能性もある。そのため、言った内容を控えて、雰囲気と私の印象について書きたいと思う。

私が北川景子さんの等身大の写真の隣に立っている。私の方の背が高い。

私は、大きいよね

去年のイベントで、スタッフさんの親切さについて書いたが、今回の印象は去年の教訓を活かして、親切にしなくても全てがスムーズに展開するように構えたことだった。(そして、今回娘はいなかったので、特別な扱いは不要だった。)二部会に分けられていたが、一回は1200人だったので、混雑した。それでも、時間と対応できるスタッフを用意して、問題なく会場に入れて、座れた。そして、ステージはちょっと遠かったが、スクリーンもあったし、イベントの途中で北川さんが会場を歩き回ってくれたので、途中でも近いところから見えた。

イベントの主な内容は参加者の質問への答えだったが、最初は事前に書いてもらった質問だった。でも、すぐに現場の参加者の質問に切り替えて、北川さんが優しく、そして真摯に質問に答えてくれた。つまり、聞かれた質問にきちんと答えてくれた。そして、報道部のような内容があるような無いような答えではなく、本人の体験や意見が感じられる答えだった。もちろん、ファンではない方ならどうでもいい内容だが、ファンにとって大変嬉しかった。一番強い印象は、北川さんは私たちのファンを心から大切にしていることだった。

見送りの計画もあったが、これで唯一の間違いがあったような気がする。イベントの間に千人以上の見送りをするために、握手の後で人を文字通り押し出した。そうしないと、明らかに第二部が始まるまでに北川さんは食事を取れるのはおろか、第一部の参加者が会場を出ない。だから、臨機応変の対応として批判しないが、次回はそのような対応は不要であるように計画を立てると思う。去年を考えて、今年を改善してくれたので、来年もそうすると確信する。一人一人の見送りはもう北川さんには無理かもしれない。人気度は高すぎる。

しかし、その一秒以外、スタッフさんの対応はすごくよかった。見送りを待っていた間に等身大の写真との写真撮影などを許したり、新幹線や飛行機に急いでいる方を先に見送りを受けさせたりした。もちろん、舞台裏には混乱があったと思うが、大規模のイベントの憑き物である。表に見えなかった。

最後に、個人的な感想の二つ。

まず、フェイスブックでのやり取りで北川さんと親しくなっている妄想が発生するが、イベントでそうではないことがわかる。ファンの中で北川さんが知っている方もいるが、大勢だから全然知らない人も多い。私は後者の一人。

そして、北川さんを応援してきてよかった。

北川さん、スタッフさん、昨日は心より感謝を申し上げます。次回のイベントにも参加できればと思う。

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