自分の作品

今日北川景子のBlogで、自分の作品を見ることについて書かれた。北川さんは女優さんだから、作品といえば、映画だ。だから、私の本とちょっと違うが、共通点もあると思う。

幸い、本を見ると、「えっ、若いね、私」とか「いや、ここで顔が変に見える」などの感想はないが、「ここはちょっとわかり難いな」とか「あのう、ここで一体なにを言いたかったのだろう」とか「いや、タイプミスだ。馬鹿な文章になっちゃった。」などの感想はある。私の場合、特にこの三つだ。

一方、基本的には、私は私の書いた本が好きだ。やはり、私は、私が読みたい本を書いている。実は、時々「えっ、これはいいな。本当に私が書いたの?」と思うほど部分がある。(大半に、原稿を見たら、本当に書いたようだ。)これはちょっと自慢っぽいが、自分が好きではなければ、他人が好きになるはずはないだろう。そして、完璧だとは思わない。

タイプミス以外、ちょっとだけ修正したい部分は少ないが、概念からやり直したい部分は結構多い。それは、最初から別の計画を立てたら、より良くなると判断するからだ。でも、しかたがない。今度、もっといい計画を探すしかない。多分私の性格だろう。細かいことにあまり気にしないが、全部の構成に拘る。だから、校正係としてあまり上手ではないようだ。残念ながら。

それはともかく、概念がいいがタイプミスがある本は、タイプミスはないが概念はつまらない本よりましなのではないか。技術を磨くために順番は正しいと思う。これから、正確の入力をおいておいて、概念の力を磨くことに集中しよう。


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