今日ダ・ヴィンチ・コードが公開したので、フジテレビでスペシャールが放送された。食べながら、ゆり子と一緒に一応見た。番組によると、ダ・ヴィンチ画のなかに暗号が隠されているそうだ。その暗号を解いたら、キリスト教の起源のころの謎が解けるそうだ。確かに、面白い話しだ。
しかし、ダ・ヴィンチは、十五世紀に生きていた。十五世紀は、キリスト教の起源から、いうまでもない千五百年が経った時だ。だから、ダ・ヴィンチがその暗号を書いたとしても、キリスト教の起源の事実とどういう関係があるだろうか。今書かれた本と同じだと言ってもよいだろう。要するに、ダ・ヴィンチがキリストの子孫の存在を信じたとしても、誤っていたと推測できる。
そう言っても、私にとっては、暗号の存在も信じ難い。なぜなら、よくあるパターンから特定な意味を捉えることは多いからだ。証拠はもう少し定かではない限り、ダ・ヴィンチがそういう意見を抱いたとは思えない。ごく普通な意見なら、弱い証拠に基づき人がそう考えると判断してもいいが、意見が珍しければ珍しいほど、必要な証拠が強くなる。
が、フィクションとして、証拠など必要はないと思われる。それは確かなのだが、構成とか描写とか主人公の性格などは必要だ。 ダ・ヴィンチ・コードという本を読んだ時、様々な場面で欠けたと思わずをえなかった。主人公の性格とか描写などは悪くはなかったし、著しくよくなかったが、構成がちょっとがっかりさせた。謎の構成で、余りに簡単な謎で味を失ったように感じた。想像力が足りなかった点がいっぱいあったように感じた。
だから、フィクションとして勧められない。歴史として絶対に勧められない。つまり、見ずに読まずに済んだほうがいいと思う。
やはり、今回世界の意見と違っている。
コメント
“ダ・ヴィンチ・コード” への2件のフィードバック
リンクの件、ありがとうございます。
早速貼りました。
ダビンチ・コードには大変興味ありますけど、まだ読んでません。
例え読んでもみても、内容の良し悪しが評価できるほどの素養が
足りないので、多分理解できないでしょう。
イエス関連の話題も何年かに一度は盛り上がる風潮があるようです。
どうせなら、もう少し現実とリンクさせて人を悩ませるようなもの
を読みたいです。
「イエスの遺伝子」(The miracle strain)は中々面白かったです。
こちらこそ、ありがとうございます。
ダ・ヴィンチ・コードはわかり難くはありませんので、ぜひ読んでください。私の意見は珍しいので、さいえさんには楽しい本かもしれません。確かに、背景が分からないと、評価できませんが、小説ですから楽しんだら充分ですようね。