間宮兄弟

北川景子さんが出演する間宮兄弟という映画をゆり子と一緒に見に行ってきた。本当に楽しかった。私は、普通にそういうほのぼのの映画が特に好きではないと言うのだが、間宮兄弟は大変面白かった。ゆり子はそういう映画が好きだから、ゆり子も楽しんでくれた。後で、「北川さんの番はちょっと少なかったんじゃない、デイビッドにとって。」と聞かれてしまった。まぁ、確かに北川さんはない場面は多かったが、映画全体は楽しかったので、問題にならなかった。

が、やはり、北川さんの出演を見るために行った。ますます上手になったなと思った。間宮兄弟のゆみちゃん役が、セーラームーンのレイちゃん役と全く違っていると思うが、ちょっと不良っぽい女の子の態度や行動をよく伝えたようだった。ちょっと自身はない女の子役のように感じた。笑いすぎで、自分の恥を隠そうとした場合もあったが、ただ楽しくてたまらない場合もあった。区別して演技したような気がしていたので、尊敬する。私なら、本当の気持ちでもそういうふうに表現できないから。

脚本も面白かった。それは大事だと思う。脚本はだめなら、俳優はいかに上手にしても、いい映画を公開できないはずだ。(この意見は、私が作家だから持っているだろう。)他の俳優さんもよくできたと言える。例の間宮兄弟は、ちょっと変わった人として描かれているし、実は、良く考えたら、変わっていない主人公はゆみちゃんのお姉さんのなおみちゃんしかいないだろう。だからこそ、映画は面白いかもしれない。

ちょっと変わった人と言ったら、「ちょっと」も「変わった」も重大だ。狂った人はいない。普通の人の癖をちょっとだけ大きく描かれ、面白いキャラクターを創った。それは、フィクションのこつのひとつだろう。ゴク普通の人を描いたら、ちょっとつまらない。皆が普通の人と馴染だからだ。一方、大変変わった人を描いたら、共感を感じるのは難しくなる。だから、普段と違う能力を与えたり、普段と離れた状況に置いたり、普段に見えない性格を植えたりしたら、興味が集められる。

そう考えたら、ファンタジー系のフィクションの利点は、主人公の性格は現実の通り描けることだと言ってもいいだろう。背景や能力が日常と違うので、普通の人のような反応を発想しても面白くなるからだ。 時代劇もそうだが。

要するに、楽しい映画だから、お勧めする。ぜひ、見てください。

ところで、見た映画館は、川崎市のシネシッタというところだった。それは、シッタデッラというモールの中に置いているが、 シッタデッラは、本当にロスのモールとそっくりだ。びっくりした。まるでロスのIrvine Spectrumというモールの一部分が川崎に落とされたかのようだった。ちょっと不思議の感じだった。