Guardianという新聞のホームページで、性別の教育についての記事が載せられた。記事によると、Alan Smithersという教授が当該の事を研究して、性別の教育が女子に利益を与えないし、男子にも利益を与えないし、男女を問わずに損害も与えないという結果を発表するそうだ。要するに、性別そのものは、教育には影響はないそうだ。性別の教育が欲しかったら、問題にならないが、男子も女子もいる学校が好みであれば、それも問題にならないということだ。
ちょっと余談だが、記事によると両親によく娘のために女子校が欲しいが、息子のために両方がいる学校のほうが好ましいそうだ。確かに、そういう欲望に応じるのは難しい。無理ではないが。なぜなら、娘のためにも男女校が欲しい両親もいるので、男女校に男子の割合が女子の割合を上回ることだけになるからだ。
さて、本題に戻って、研究の結果を分析しよう。関連な記事で、Saxという教授が紹介されている。Sax氏によると、女子に応じる教育方法が男子に応じる教育方法と異なるので、性別に教えたほうがいいそうだ。Smithers氏の結果が、Sax氏の結論に反対するのではないだろうか。実は、そうしない。記事で、そういうふうに受け入れられたようだが、ちゃんと考えたら、余り関係はない。
Smithers氏が検討した問題は、性別だけで利益が発生するかどうかという問題だ。Sax氏が述べていることは、女子に応じる教育が男子に応じる教育と同時にできないことだ。女子校で男子に応じる教育方法を採用したら、勿論、Sax氏によると女子の成績がよくならないという結論だ。だから、Sax氏も、性別にするだけで利益はないと言えるようだ。男子と女子を別けないと、一番いい教育ができないと述べているが、別けだけでいい方法になるわけはないようだ。
だから、Sax氏の意見は正しいかどうかはまだ不明だ。が、性別に教育しても損害はないようだから、Sax氏の提案を検討してもいいようだ。男子と女子を別けて、相当的な教育を採用したら、結果の上で判断できる。ただし、少なくとも3年間ぐらいが掛かるはずだ。幼稚園から応じる教育を検討することに、14年間が掛かるはずだ。更に、数年間続けたほうがいい。一組で判断するなら、明確にならないわけだ。わが子の学校教育を実験にする両親は少ないだろう。だから、どういうふうに検討できるか、不明だ。後で成績や就職を比べたら分かるようになるかもしれないが、性別に応じる教育が唯一の差の学校は見付けにくいと思う。いい教育方法も見付けにくいといえよう。
ところで、今日は私の休みの日だから、何もしていない。明日また仕事に戻らんくては行けないが。