鶴の湯から、松島に行った。雨が降ったが、新幹線の中に座っていたので、あまり問題にならなかった。松島に着いたら、もう晴れていた。
松島で、ホテル松島大観荘に泊まった。予約を一年前に取ったので、本当にいい部屋に泊まった。部屋の窓からの眺めは素晴らしかった。松島湾がはっきり見えたので、出かけずに日本の三景の一つを楽しんだ。松風閣に泊まったので、宿泊料は安くなかったが、良い部屋で、無駄遣いにならなかった。食事はバイキングだったが、夕食は海鮮バイキングで本当に美味しかった。そして、ホテルの場所はよくて、観光地に近い。ただ、眺めのために丘の上に位置されるので、帰り道はちょっと厳しい。そして、大きいホテルで、従業員の対応はいいが、「会社と客」という感じだ。鶴の湯で、対応はいいし、もう少し親しい感じになる場合もある。なんといったらいいだろう。一切後悔はないが、また泊まるつもりもない。
さて、松島自体。日本の地名の中で、語源不明な例もあるが、松島のように明らかになる例もある。いうまでもないが、やはり島は綺麗だ。松島で二泊したので、一日ゆっくり回ることができた。先ず、遊覧船に乗って、湾を回った。二百六十島があるそうだが、大部分は無人島なのようだ。有人島もあるが、船から指摘される。ある所に二つの有人島があるが、一つに小学校があるし、もう一つに中学校があるので、子供が船で通うそうだ。つい「台風が来たらどうなるだろう」と思ってしまったが、天気がいい限り、大変いい住む場所なのではないかと思った。
船の後ろに鴎が追い付いたが、ゆり子には大変気に入ったようだ。鴎の写真を数枚撮ったし、後で何回も私に見せた。鴎は可愛いかな。ゆり子を「ゆりかもめ」と呼ぶと言ったが。
では、遊覧船から降りたら、松島のお寺を見に行った。その前に、茶屋に寄り道して、団子を食べた。美味しかったし、茶屋の建物は古い漁師の家だったので、雰囲気もよかった。お寺は、先ず瑞巌寺に行った。いま堂の中で見える襖絵は、本物ではないようだが、印象は強い。そして、博物館に入ったら、本物の例が見える。桃山時代の美術は本当に派手だったなと思わせる。そして、隣の円通院に行った。円通院といえば、庭だ。和風庭園があるが、四百年前に伊達の部下がヨーロッパからバラを持ってきたようだから、庭の中に洋風のバラ庭があるが、残りと同じ古さなのは推測できる。本当に綺麗な庭だが、洋風のところがちょっと不思議に感じる。
それから、軽い昼ごはんを食べるために魚市場に行った。ゆり子は必死だったが、私は、別に。食べ物は美味しかったけれども。
食べたら、島に歩くことにした。橋があったのはいうまでもないだろう。先ず、五大堂がある小さくて海岸に近い島に行った。観光客は多かったので、あまり見えなかったし、風景も味わえなかった。空いている日にいい感じなのように見えたが、ゴールデンウィークは違う。
そして、福浦島に行った。昼間なら、橋は有料だから、人の数がちょっと少なくなった。島全体は公園になるので、緑も多いし、散歩道も多い。海岸をほとんど歩けるので、周りの島もよく見える。芝生もあるので、一時間以上ゆっくり楽しんだ。
島を出たときは、もう午後六時ごろだったので、ホテルに戻った。松島を見るために、一日はちょうどいいかもしれない。急がなかったし、見たい所を全て見たし。
天気は大変よかったので、素晴らしい景色が充分楽しめた。日本の三景を誇るのは、嘘をつかないと思う。