いよいよ古事記を読み終わった。最後の方は、系譜のみになるが、その前にまだ物語のようなところがある。神様があまり出てこないような気がした。実は、雄略天皇の一言主大神の話し意外、全ては天皇家の紛争や歌の話しだ。中巻と同じく、認められない行為を犯す天皇は多いが、昔の有権者の行為を見たら、よくあることだ。イギリスの国王も同じだし、古典ローマ帝国の帝王も同じだ。日本の天皇は例外ではないなら、驚くべきではないだろう。
いちばん疑問を起こしたところは、清寧天皇の没後の継承だ。或る大臣が遠い国に行って、偶然に「私たちは皇室の子だよ」と歌った少年を見付ける。この歌を信じて、天皇に即位させる話しだ。これを読んだら、天皇の系統が断絶されたのではないかと思う。証拠はないので、便利な物語が作られたのではないかと思った。もちろん、本当にその通りだったのは無理ではない。ただ、ちょっと信じ難いと思う。失った皇子を必要な時に発見するのは、便利過ぎるだろう。
さて、古事記を読んでよかったと思う。もう少し日本の文化が分かってきたし、神道によく出てくる神様などを詳しく知るようになった。日本書紀も読みたいと思うが、その前に他の本を読むつもりだ。