かみちゅ!2

また漫画を読んでしまった。かみちゅ!二巻を読んだが、これは最終巻だろう。漫画のはずみは、中学生が神様になることだ。そして、神社の経営を支える同級生の女の子や町の人が神様を使って様々な計画を立てる。神話も入ってくる。例えば、一つの話に一ヶ月転校になる。なぜなら、神無月になったので、神様として出雲にいかないわけにはいかないからだ。

神道の勉強にあまり役に立たないのは言うまでもないだろうが、なんとなく神道っぽく感じる。神様の起源は不明で、現世のことと密接な関係をもって行く。例えば、弁財天がロックスターになって、七福神をバンドにしたことなどある。神様は身近でも、ちょっと恐ろしい存在の感じが溢れる。単純なコメディだとは言えないが、コメディの素質は強いので、貧乏神が猫に憑いてペットになって、「貧ちゃん」の名前を付けられたのようなことは多い。

とにかく、深い意味をもっていないと思うが、面白かった。たまにただの楽しい本を読んだらいいと思う。


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