ファンの権利

二週間前北川景子さんがブログを終了した。早速、掲示板でファンが文句を言い出した。

「なんで説明は書いていないのか。説明するべきだよ。」

「本当????死ぬよ。」

「お金のために動いているので、もう応援しない。」

「裏切られたよ、私たち。止めるべきはない。」

確かに、がっかりするのは当然だ。ブログは面白かったので、読めなくなると残念に思う。しかし、「死ぬ」というのは、多げさだよね。さらに、「説明するべきだ」?「裏切られた」?どういう考えの上で書かれただろう。ブログは、北川さんが無料で読ませてくれたもので、続ける義務は一切無かった。止めることにしたら、説明する義務もない。ファンにはそういう権利はないと思う。

と言っても、そう思うファンは多いようだ。私の業界でも、ゲームを変更したら「裏切られた」と訴えるファンが出てくる。旧バーションはまだ存在するので、何を失ったかも分からないが、強く文句言う人は多い。テレビ番組のファンも同じなのようだ。キャストが変わると、「楽しさがなくなった」など言う。ファンになると、権利を持つように感じる人は多いようだ。

だが、どうしてだろう。本を買ったら、それとも映画を見たら、私の権利は一つしかないと思う。作品は楽しくなければ、またあの作家の作品にお金出さない権利だ。作家や芸能人のキャリアを左右する権利はない。説明をもらう権利もない。だから、ブログが無くなったのきっかけに北川さんを捨て去っても構わないが、裏切られたように感じるのは良くない。ファンとして、そういう資格はない。

ちなみに、「お金のために働いているので、応援しない」という意見は珍しくない。日本は同じかどうか分からないが、欧米で頻繁に出る批判だ。馬鹿の窮まりだろう。他の仕事を勤める人が給料を期待するはずだから、芸能人や作家はなぜ異ならなければならないのか。そして、どうやって食べたらいいのか。

作品の品質の上で芸能人などを批判してもいいが、普通に見る批判は認められない。