お姉さん女房

友達の間にお姉さん女房は多いようだ。家もゆり子は年上だが、殆どの結婚した友達もそうだ。イギリスも、日本と同じ、伝統的に男性は上だったが、最近それが変わってきたようだ。なんでだろう。確かに社会が最近大きく変わってきたが、この変更との明らかな関わりはないと思う。

日本で、仲人やお見合いの衰退ととも変化が湧いてきたかもしれないが、イギリスではお見合いの慣行がかなり前になくなった。社会で出逢って、恋愛が咲いて、結婚まで至るのは普通だった。だから、変化は説明しにくい。

一つの可能性は、お姉さん女房の普及は幻想だということだ。つまり、お姉さん女房が目立つので、多くみえるが、実に少ない。着物を来ている日本人の女性も同じだ。ある日「多かった」と思うことがあるが、実は百聞の一が着物を来たのに至らなかった。だから、妻は年下は普通だから、そういう状況と接しても覚えない。一方、お姉さん女房なら、ちょっと予想外だから、覚える。

といっても、最近珍しくなくなったのは確かだ。それは、年上の妻に対する偏見が無くなったからだろう。二十年前、五十年前なら、二十代後半の女性は、まだ未婚だったら問題になる。一方男性は、ちょっと出世してから結婚するのは普通だった。だから、男性は普段に二十代後半以上だったと推測できる。だから、女性が自然に年下になるので、年上の妻があったら、何か問題があったように見えただろう。

だが、最近男女とも出世してから結婚することになったので、男性が年上、女性が年上場合が両方ある。そして、すぐに年齢と尋ねることではないので、年齢を知らないまま恋愛が強くなる場合も多いだろう。だから、お姉さん女房が自然に表れると思う。確立は三分の一だったら、友達の間に数件があるはずだから、ちょっと多く見えるだろう。

この解説にしたら、変化は、社会の女房を年下にする状況が解除され、平等な状況になったことだ。だから、今の社会にお姉さん女房を促す都合はなくても、多いとの印象がある。そうなら、二十年、三十年後、多く見えなくなる。なぜなら、目立たなくなって、夫婦年齢関係を覚えなくなるからだ。割合が変わらなくても、気づくことではなくなる。


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