前にも書いたが、毎日読売新聞のポッドキャストを聞く方針をとっている。(実は、毎日にならない。どこかへ行く日にバスや電車で聞くので、週に一回まとめて聞くことも少なくない。だが、毎回聞く。)ニュースとしては興味深いし、日本語の練習として最高だ。どうしてかというと、ニュースをラジオの形で聞き取るのは、書くことに並んで外国人にとっては一番身につけにくい技だからだ。ポッドキャストが分かったら、何も分かると言えるだろう。(バラエティ番組を除いて。)
さて、最近外国人についてのトッピクや社説は多いような気がする。なぜか分からない。ポッドキャストは外国向けではないし、トッピクは毎日一つしかないので、不明だ。だが、私にとっては興味深いので、批判するわけはない。内容に興味があるが、新聞の態度も興味深い。
その態度は、排外とは全く言えない。トッピクは、普通に単純にポジチブなイメージを表す。例えば、最近池袋に住んでいる中国人の生活についてのトピックがあった。それは、普通の協力的で共存的な生活だそうだ。そして、外国人の芸能人やスポーツ選手が日本の消費税を納めないトッピクでも、批判されたのは、外国人より招いた日本の団体だったと言えるほどだった。雰囲気は、わざと納めないではなく、制度を教えてもらわないから納めるべきなのが分からないということだった。
海外で日本には移住する外国人にたいして悪い態度があるとの評判があるが、実はそのことはないと思う。日本の新聞は確かに外国人の犯罪をちょっと重んじすぎると思うが、イギリスの新聞も同じだ。どこに行っても移民にたいする複雑な気持ちを持つ人は多いが、日本は平均より抵抗的だと言えないと思う。