鶴の湯温泉ものがたり

今年のゴールデンウィークに秋田県にある鶴の湯温泉に行った。本当に楽しかったので、売店でこの本を買った。ゆり子が当時に読んだが、私にはまだ日本語を読むのに時間がかかるので、昨日やっと読めた。結構面白かった。

温泉の経営は、400年前から続いてみたようだが、戦後の状況が大きく変わったそうだ。まず、年中営業はわずか十数年前からのことだし、全国的に人気になったのもかなり最近だそうだ。もともと地元の人が農閑期に解放感のために訪ねたそうだが、マイカーなどの交通機関がちゃんと整備されたら関東や関西からきた客も増えたという。確かに私たちも関東から行ったし、勧めた本は英語の観光案内本だったので、外国人の客も増えた情報は信じ難くない。本を読んだら、また行ってみたいと思った。特に別な季節にいきたいと思う。五月初旬は、雪がまだ残るが冬の感じではない。だが、雪のせいで散歩はあまりできない。水芭蕉がちゃんと見えたが、散歩も雪の風景も味わえたいと思う。ただ、本によるといつでも大人気で満室になるそうだから、予約がとれるために上手に企てないといけないようだ。

鶴の湯の魅力点は、素朴で伝統的に秘湯の雰囲気が保たれたことだ。そして、山の幸の料理も自慢だ。確かにその通りだと思う。シンプルでリラックスできる空間だから、今も行きたくなる。一週間泊まっても毎日別な料理が出てくるそうだから、次回四泊か五泊したらいいかな。

ところで経営について読んだら、やはり大変だなと思った。私の職業に似ている点は非常に多かった。非常というのは、一見したら授業や執筆は温泉の経営には似ていないからだ。だが、両方は客がこないと、稼げない職業で、人生に必要不可欠なことではなく、ちょっと贅沢なことを提供する職業だ。そして、温泉と同じように目立つための魅力点が必要だ。とくに執筆の場合、本はたくさんあるので、私の本を読む起動を作るのは重要だ。自営業はなんでも似ている点があるね。


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