律令国家の展開

日本史講座の第2巻を読んだ。構造は第一巻と同じなので、一つのストーリーはないことはそのままだ。だが、興味深いところは多い。例えば、木簡などの出土された史料は思ったより多かったこと。官僚の形成や展開も興味深い。なんとなく平安時代のイメージが頭の中に付いていたので、その前の形を知るのはよかった。特に天皇が自分で参加することは平安当初の変化だったかもしれない点が気になった。中国に倣ってしたそうだから、また外来習慣だった。国学が目指した天皇の親政は外来文化だったのは、皮肉的だ。そして、皇太子が政務の大部分を担ったことも明らかになったそうだ。それは、前から続いたら推古天皇の御代の政治に光を差すかもしれない。聖徳太子の政務は、天皇は女帝だからではなく、常例だったというのは、解釈に関わると思う。

女性といえば、平安時代以前女性がより重大な役割を担ったようだ。特に地域社会のなかで首長にもなれたようだし、少なくとも家族を司る場合は多かったようだ。村落の導きは、男性も女性もしたようだから、中世よりいい制度だと思う。変化は、中国の影響のためだそうだ。

びっくりしたのは、年齢2つ射手の章のなかのことだった。奈良時代には、女性が結婚に相応しくなる年齢は、8歳だったという。今まどから見たら通学している小学生が見える。結婚に相応しく見えない。想像もできない。文化の変更は驚くほど著しい場合もあるね。


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ: