最近また地球温暖化対策について考えてきた。洞爺湖サミットで論議するつもりだし、最近福田首相が日本の目標を発表した。だが、福田首相も、他の世界中の政治家の態度は、無責任だと言わざるを得ない。なぜなら、目標の年度は、いつも数年後のことだ。すなわち、自分の政権が終わってからの目標だ。要するに目標を立てた政治家は、達成しない場合も関係なくなったはずだから、責任を負わなくてもいい状態になる。2050年の目標は、福田首相がもう生きていない時期のことなはずだし、2014年の目標も、政権が終わってからの時点だ。
本当に取り組みたい政治家がいたら、自分の任期の間にくる時点の目標を立てるはずだ。そうではないと、自分が何もできないはずだ。別な政治家が権利を握ったら、前の政治家の目標が無意味になる。そして、よくあることは、今の任期の間にすることは少ない方、将来に本当に頑張る政策を立てることだ。これは、無責任の極まりだ。個人でも、「今ゆっくりするが、締切りが迫ってくると頑張る」という人は少なくないが、無責任な態度だと言えるのではないか。政治家も同じだと述べたいのだ。
温暖化対策の中で、今年やること、そして2050年までに八割削減するための政策の中でどういう役割を担うかという二つの点を発表してほしいのである。今年の分は軽いなら、説明する必要が生じる。こういう発表があったら、もう少し信頼感が湧いてくると思う。虚しい夢だよね。