諏訪大社の御柱と年中行事

六月に諏訪大社にお参りした時にこの本を受けた。(授与所で受けたので、正式に「買った」とは言えないだろう。)本のタイトルは、内容を正しく伝えるが、御柱(おんばしら)のことを聞いたことがない人もいると思う。「神道」という言葉さえ分からない人がいるそうだから、より学問的な「御柱」を知らない人は多いだろう。

御柱というのは、七年目ごとに行われる諏訪大社の最大の祭だ。中核は、16本の大きな木を伐採して、山から諏訪大社の四つのお宮まで曳行して、建てることだ。その柱の直径は、1メートルほどだし、長さは16メートル程度だから、かなり大きなイベントになる。観光客が集まるようだから、聞いたことがある人はいなくはないと思う。それ以外、本が年中行事を説明して、歴史も現状も紹介する。

作家は、諏訪出身で諏訪大社のことを20年間研究された方だそうだが、本の章はもともと新聞などに連載したという。だから、同じ内容を繰り返すところはあるが、一方一章一章読んでも分かりやすい。御柱の盛大さはもちろん、他の年中行事も興味深かった。例えば、上社でお正月に蛙狩りの神事があるようだ。これはちょっと不思議で、どういう起源があっただろうと思わせる。そして、諏訪湖の結氷の亀裂から翌年の気候などを占う行事も興味深い。

気になった点は、国家や皇室と関わる行事は殆どないという事実だ。作家もそういうことを指摘する。諏訪大社は、古事記で登場するが、天孫降臨の先駆者に負けて、諏訪に逃げ去る神様だから、この信仰が大和朝廷との薄い関係を持っていたのは明らかだ。神道の入門などは、皇室を真ん中に据える傾向は強いが、そうではない神社も多いのではないかと私が思ってきた。確かに入門で全国の100万神社を一つ一つ紹介するわけにはいかないので、入門を書く人を批判するつもりはない。しかし、神道の一面に過ぎないと言えるのではないだろうか。だから、この本を読んで、本当に勉強になった。

そして、祭りを焦点にする本だから、神道の実践が浮き彫りになる。それも、重大な側面だと思う。

要するに、興味深くて勉強になった本だ。

顔洗いがまた好きになった

真由喜の沐浴の好みがよく変わる。前に書いたように、数週間前に顔を洗ってもらうことが好きだったが、急に変わって大嫌いになってしまった。だが、この二、三日間、また好きになったようだ。顔を洗ったら、泣かずにしてくれるというより、笑ってくれる。赤ちゃんの好き嫌いは難しいね。母乳とミルクは相変わらず好きなのだが、他の食べ物も、おもちゃも、遊び方も日にちによって違う。寝ることも、日にちによって異なる。昨日寝たくなかったようで、ベッドから出ようとしたが、一昨日気持ちよさそうに寝てくれた。

今その変更に応じるしかないが、将来にこれがしつけの範囲に入るだろう。子育ては難しいね。可愛い顔を見たら、断るのは大変だからだ。心を鬼にしないとだめだよね。

可愛い写真

先週ゆり子の大学時代からの友達が家に来て、真由喜の写真を撮ってくれた。友達は写真家だから、写真はとても綺麗だ。本人のブログで真由喜の写真がアップしたので、ぜひご覧ください。最後の写真は特に感動的だと思う。私には遊ぶ時間はない場合、真由喜がそういう顔で私を見るので、遊んでしまうことは少なくない。

私たちは、将来にもそのえさんに写真を依頼するかなと思う。とてもいい記録になるようだ。