権力と偏見

日本にはまだあまりないかもしれないが、イギリスやアメリカで男性や白人が男女差別や人種差別について文句をいうことが多くなりつつある。その原因は、女性や黒人が悪口することとか、入学の時に女性や黒人には対偶がいいことなどだそうだ。悪口は否まれられないが、女性が「男性はバカだよね」とかいうのは少なくない。対偶は曖昧なのだが、偏見に見えるようだ。

文句を言う資格があるだろう。女性が男性に対する偏見を持つことは多いのは否めないだろうが、本当に問題だろうか。収入を統計したら、女性のほうが低い。そして、権力を持つ職業を見たら、また女性が少ない。代表取締役の内、西洋でも女性は5パーセント程度に過ぎない。政治家でも、女性は二割ほど。要するにイギリスやアメリカで、男性がまだ権力を握る。だから、「もう男性は弾圧されている」という男性は、過言する他ならない。過言より、女性を抑圧しようとする行為だと言えるだろう。

客観的に考えたら、権力のない人には偏見があっても、社会的な問題にならない。以下に軽蔑しても、何もできないからだ。だから、今まで女性と男性がお互いに偏見を持ったのは事実でも、権力は男性のみに持たれたので、男性の偏見だけが社会的な問題になった。だが、社会の構成が変わりつつあるので、権力を持つ女性のかすが増えている。その中、女性の偏見も社会的な問題になりうるので、もう対策を取ったほうがいいのではないだろうかと私が思う。男性を迫ることではないし、男性は社会的に弾圧されていることはないが、近い将来に問題になるかもしれないと言えるだろう。

優先順位を考えたら、男性の偏見のほうがまだ重大なのだけれども、女性の偏見が問題になる前に抑圧したほうがいいと思うので、両方と取り組むべきなのではないか。少なくとも、女性の偏見を黙認すべきではないと思う。男性の偏見と同じように批判したほうがいい。


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