今日溝の口に新しい生徒さんを迎えに行ってきて、行き道で今日の読売ニュースポッドキャスとを聞いた。社説は、国が提供する医療費を充実にするように求めた。読売新聞は、ちょっと右寄りと言われているのではないか。確かに自民党を擁立したり、海上自衛隊インド洋給油活動をうんざりなるほど協調したりするが、公的な医療費をそれほど昂揚するのは、イギリスやアメリカでは右寄りの意見ではない。
アメリカでは、公的な医療費を促進するのは、超左翼派の証拠として看做されるそうだ。イギリスなら、存在自体は認められているが、右派が抑制する方針を取るし、拡充するのは左派のみだ。同じようにこの前に読売新聞が格差社会を問題視したが、それも欧米なら左翼の立場を表す。
日本の政治的な中央は、欧米より左にあると言えるだろう。右寄りの政党でも欧米で左翼と言われた政策を取るのは現実だし、共産党には現役国会議員があることは、イギリスやアメリカであり得ない話だ。私は、平均的に左寄りだから、問題だとは思わないが、本当に国の文化の異を感じる。