また神社本庁が発行した神職向けの本を読んだ。今回は、祭祀規程の本だから、神社の祭りの行い方は詳しく説明された。
ちょっとびっくりしたのは、本当に細かいところまで定められていることだ。祭りの次第だけではなくて、歩き方、立ち上がり方まで規定がある。イギリスの国家協会で、祭りの次第は定められたが、身振りは慣習によって左右されたような気がする。
私が読んだのは、平成二十年改訂版だが、やはり神社本庁の発足以来二回大きく改訂されたようだ。それは現実と時代の情勢に合うためだというので、それはいい方針だと思う。中心のことを保ちながら、時代に合わせたほうがいいのは否めないだろう。そうしないと、どんどん時代遅れになって、支持を失うからだ。
だが、内容を読んだらやはり考えさせられる。統一を強いることは、一概に悪いとは言えないが、このぐらい統一するのは必要なのかという疑問だ。祭りの次第のところに「神社の故実があったら、それに従うことだできる」との附記があるので、神社の特色を規程の中で保つ可能性がある。一方、作法を定めたら、神社神道が一つの宗教や伝統に見える。言葉を挙げない神道では、この作法の統一化でしか表せないだろう。バランスは重大だから、外から見る素人として当たっているかどうかは言えない。
規程を読んだら、大変厳しい印象を受けるが、氏神様の白幡さんを考えたら、川崎市指定文化財の禰宜舞は規程に定められた祭りの枠外に行う。そういう風に工夫しても良かったら、問題はないはずだよね。
コメント
“神社祭祀関係規程” への3件のフィードバック
そうそう、細かく規定されたのです
私も初めたとき、右だの左だのわけがわからなくなった
でも二三年の訓練を受ければ、作法も身につく
一応コツがあるのです。
常に神樣座すところは尊位だと気をつけば
作法ミスも少なくなる
そこまで学ぶ必要はあるかと聞くなら
神社が大きければ大きほど、祭員も多いので、必要があると思います!
神道神事中は言葉(話し)禁止です、
祭員達は統一化の基本作法(動作の図合)を知らないと
神事も混乱するじゃないか!
すみません、あいさつわすれた
こんばんわです
sherryさん、いつもコメントを書き込んでくださって、ありがとうございます。
確かにそうですね。言葉禁止なら、作法が統一化しないと混乱になりますし、神事の混乱を避けるべきですね。特に臨時的に神職が参加しに来たら、円滑に溶け込むために統一化は必要だと認めます。
実践の指導と練習で身につけられそうな作法ですが、やはり読むだけで頭のなかで混乱になってしまいますね。