今日休日だったから北川景子さんが出演するハンサム★スーツを見に行ってきた。
お勧めだ。
大変面白い映画で、私がよく笑った。そして、感動的で涙が出てしまった。日本の映画業界がこういう映画を出せるなら、ハリウッド映画は必要ないだろう。
というなら、ちょっと事務所の宣伝に見えるかもしれない。だが、本当によく笑ったし、嬉しくて感動的な映画に弱いので、涙が本当に出た。実は、ハリウッドのアクション映画は好きだから、その部分は一部嘘だったが。いわゆるロマンティックコメディーとして、ハンサム★スーツは最高だと言えるだろう。つまらないネタはないし、脚本もいいし、キャストの皆さんの演技も適切で素晴らしい。信じられるとは言えないが、それはハンサム★スーツ自体のせいだろう。着るだけでハンサムになるなんて、ありえへん。ないないない。
この映画が北川さんの気に入ったのは、びっくりするほどではないと思う。作品として良質だし、メセージは北川さんがずっと前から言い繰り返したことと同じだ。外見に戸惑ったら、外見は良くても悪くても、より大事で魅力的な中身を見逃す恐れがあるということだ。それは確かに否めないし、否みたくない。人間を一面的に評価するのは良くないし、外見の側面で評価しがちな人間は多いようだ。だから、これほど面白い映画でそういうメッセージを伝えたら、それもいいと思う。
ちょっと映画の中で特に楽しんだところについて書きたいと思うので、未見な人は以下読まないでください。
さて、小さな幸せ探しシーンは面白くて楽しい。確かにそういう風にしたら、自分の気持ちも軽くなると思う。ただ、それは態度は積極的場合に限る。共感で楽しむ予定ではなければ、むしろ悔しくなるだろう。そういえば、やらしい写真を覗いてみる人は撮られたら嬉しくないかもしれないけれども。
ハンサム★スーツの種類を試着するときのシーンも笑わせた。オプションの半分は外国人なのではないか。外国人は、日本でそれほど憧れられているだろう。あまり実感しないが。
そして、すみませんが、驚かなかった。見る前から思った通りだよねと思った。だが、視聴者を驚かせるつもりはなかっただろうね。