個人情報流出事件

今日渋谷での授業があったので、溝の口へ歩きながら読売新聞のポッドキャストを聞いた。月曜日からは未だ未聞だったので、三日の分を聞いた。月曜日にはちょっと「えっ?」と思わせたことがあった。

裁判員制度が来年の五月から始まるは周知の通りだが、通知が週末に届いたそうだ。ブログを持っている候補として選ばれた人が「裁判員に選ばれたよ』との記事をアップしたようだし、名前も顔写真もあるブログにもそういう知らせがあったそうだ。私のブログには名前も写真もあるので、私が書いたらそのようなことになるね。

だが、ポッドキャストによると、それは裁判員法違反だあそうだ。法律に個人情報が漏れないように指摘されているようだが、罰されないそうだ。

「えっ」というのは、自分のブログで、自分が裁判員に選ばれたことを発表するのは個人情報扱い違反だという判断だ。自分の個人情報ではないか。自分で自分の個人情報を公開したら、いいのではないか。裁判員の候補に選ばれたことは秘密にする必要があるだろう。家族に言ってもいいのか?職場はいかがだろう?「来週から暫くの間休ませていただきます。理由は言えないが、首したら重い罰になりますので、ご注意ください。」そういうわけはないだろう。

では、自分のブログはそれとどう違うのか。誰でも見えるのは確かだが、実に見る人は少ないことは事実だ。ブログで書くことは本当に違反なら、裁判員失格になるだろう。そうなら、便利だよね。なりたくない人が簡単に選ばれた現実を言ったら、もう裁判員になれないからだ。罰もないし、裁判員資格とも関係ないなら、法律になんで書き込まれただろう。勿論、公務員などが個人情報を漏らすことを防ぐために書いたはずだが、書き方の曖昧さでこのような変な結果があったのだろう。

そして、通知表に「ゆっちゃダメ!」と書いてあったかな。

記者の法律の解釈には誤りがあるのではないかと私が思わざるを得ない。


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