寝言でも

昨日の朝、ゆり子に「ね、夜に寝ぼけて何か私に言ったね」と言われた。最初は「えっ」と思って、何も思い出せなかったが、ゆり子が続いた。「『あの電灯の中に青い光がある』って。びっくりした。お化けがいるかと思ったと。」と言われたら、思い出した。確かにそう言ったような気がする。青い光も思い出せる。電灯の中で走り回った明るい青い色の光だったし、稲妻のような形を持っていた。

やはり寝ぼけたね。

だが、寝ぼけたと言っても、日本語でゆり子を呼びかけて、ちゃんと言いたい無意味なことを伝えた。日本語に慣れてきた証拠としては、かなり強い現象だよね。まぁ、日本はもう五年間以上だから、慣れてこないと困るけれども。実は、ちょっと寂しい気持ちだ。前に、日本にいる時間を教えたら、相手がびっくりして、「日本語は上手だね」と言ってくれることは多かった。お世辞だったのに、なんとか嬉しいが、日本の滞在が長くなる次第、そのような反応が少なくなるようだ。残念だね。


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