タイプ速度

私の仕事では、タイプするのは毎日の仕事だ。だから、この二十年以上よく練習して来た。その結果、指を合計で十本使うが、主に使うのは、今特に気をついたら、七本なのようだ。小指も左手の親指もあまり使わないようだからだ。そして、キーボードを見ずにタイプするのは普通だ。タッチタイプとは言えないが、速度は一分で40語ぐらいだ。秘書の場合、それはかなり遅いそうだが、私はかまわない。秘書でもないし。

その上、私が書くことは、私が発想するものは圧倒的な割合を占める。発想することにも、時間がかかるので、タイプ速度が一分120語になっても、仕事の速さや効率が上がらないと推測できる。速度を制限するのは、タイプ速度より、発想する早さだ。だから、わざわざタイプ練習をして速度を上げようとするのは、私の場合時間の無駄遣いだと言える。

このような現象は、幅広く技に当てると思う。仕事は何であっても、或る程度の技は必要な分野と、磨ければ磨くほどいい分野もある。私の場合、後者は発想力や想像力や構想力だと言えるだろう。タイプ速度は前者だ。考えてからタイプに時間がかかったら、それは問題になるが、現状はそうではない。タイプ速度は一分40語であっても、普段に作成できる量は一分15語程度だ。発想が速度を左右するのは明らかだ。

このようなことが分かったら、限られている練習する時間を効率よく使えると思う。


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