ラッキー

北川景子さんが先日のブログで自分のキャリアをちょっと顧みて、自分のキャリアは実力ではなくただのラッキーだったと書いた。(そして、イチロー選手の本を読んで、考え方がちょっと変わったとも書いたが、私は取り上げたいのは、この部分だ。)

確かにラッキーなことがあった。北川さんは路上でスカウトされたそうだから、それはラッキーだった。ハリウッド映画に出て来たもラッキーだった。ハンサム★スーツほどいい映画で出演することもラッキーだと言える。しかし、ラッキーだけではないと思う。私のキャリア(というより今までの人生)を見たら同じだ。ケンブリッジに入ることにはラッキーだったし、Ars Magicaと深く関わるきっかけは、ちょうど発表があったときにメールを読んでいたことだ。ラッキーではなければ、何も成功になれないといえるのではないか。

ただ、ラッキーのみで成功できないとも思う。実力と努力は必要だ。実力と努力を報う成功が必ずしも訪れるとは限らないが、実力も努力もなければ、成功になれない。一瞬人気を買うことがあるかもしれないが、活かせないので直ぐに枯れてしまう。だから、北川さんのように数年キャリアを続ける人には、実力も努力があると判断できる。だが、ラッキーも関わるので、まだ成功していない人には実力や努力はないとは言えない。

自分の人生の方針を構えるために役に立つ側面は、頑張って忍耐することは必要だということだ。努力で或る程度実力が入手できるので、努力で成功の条件を整える。ただ、ラッキーは自分が左右できない素質だから、それを待つしかないだろう。条件が整っていることを確認しながら、運を待つことだ。

だが、本当に努力すれば、待っている間にいいことがあるはずだ。自分のできたことに誇れるようになるし、周りの人が、少数とは言っても、誉めてくれる場合も少なくない。努力は報われるとは限らないと認識しながら頑張れば、後悔する理由が見つけられないだろう。だから、私の方針はこれからも頑張ることだ。

ところで、今日は明治大学の卒業式だそうだから、北川さん、卒業おめでとうございます。