命の価値

便利のために何人の子供を犠牲にしてもいいのか。

「ゼロ」と答えたい人は多いだろう。当たり前だ。

しかし、そう答えたら私有自動車を禁止する運動に参加すべきだ。なぜなら、私有自動車の交通事故で子供が毎年死ぬし、私有自動車は便利なのに、必要不可欠ではないからだ。だが、私有自動車禁止運動はないようだ。あったら、大変小さいはずだ。だから、行動から判断したら、便利のために全国で毎年数人の子供を犠牲にしてもいいと思うのは普段の意見なのようだ。

そう考えたら、どうしたらいいのか。「ゼロ」の意見を尊重して、私有自動車を禁止するか、意見を捨てて子供の犠牲を認めるか。簡単に答えられないので、やはり人間の倫理についての意見は単純ではない。やるべきことと避けるべきことを区別するのは、意外に難しいのである。


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