川崎市外国人市民代表者会議

昨日の午後に川崎市外国人市民代表者会議(後は川崎外国人会)の会議を傍聴しに行って来た。川崎外国人会はほぼ月に一回集まって、川崎市で外国人が直面する問題を論じたり、市長や市議員に提言する会議だ。行政的な権利はないが、市の条例によって、市長が提言を受け止めて、返事する義務がある。過去の提言によって市の方針が変わった場合もあるので、ただの談話会議ではない。

昨日は今年度の最初の会議だったので、事務局の方からの自己紹介があった。(人事の変化があったからだったそうだ。)その内、統計は発表した。川崎市の人口が140万人を超えたそうだが、その内外国人が3万人に昇ったそうだ。2パーセントぐらいだ。日本で、外国人の割合は高いと言える。一番高いとは言えないと思うが、比較的に高い。だから、外国人が楽に川崎市で暮らせるようにするのは、勤務とは言えなくても、重大な市の問題だ。

川崎外国人会には二つの部会がある。一つは教育と文化を論じて、もう一つは社会と生活を論じる。今回教育の方を傍聴した。県立高校の入学試験には外国人向けの特別枠があるそうだ。日本語はまだぺらぺらではない人のために試験の形が変わることだ。だが、最近川崎市に住む外国人の数が急増したものの、定員は十年間で変わっていない。だから合格率が急落した。この制度の緩和と川崎市立高校での設けを求める提言になりそうだった。

そして、外国人の生徒のために学習支援があるようだが、それは日本語の教育を中心にして、一年間や二年間に限られているようだ。それが足りないのは言うまでもないだろう。私が一年半もっぱら日本語を勉強したが、まだ足りなかった。そして、日本の文化とマナーを教える必要もある。外国人の保護者を持っている子供は、家で学べないので、学校での学習支援しかないだろう。だから、この制度の改善を求める提言にもなりそうだ。

今回みた部会の内容は、私と直接な関係はないと言える。真由喜は外国人であっても(英国籍を持っているからだ)日本人でもあり、日本の学校に入ったら、日本で育ってからのことになるので、そういう問題はない。だが、他の外国人に役に立つと思う。といっても、次回生活などの部会を傍聴すると思う。ちゃんと分かるために両方をみたほうがいいと思う。


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