Foresight

数年前からForesightというニュース雑誌を読む。月刊だから、毎日の世界の変化を語るより出来事を分析する雑誌だ。興味深い記事が沢山載っている。

しかし、どんどん気づいたことは、Foresightは思い切り反官僚派に属することだ。官僚が関与する政策があったら、それはただ天下り先を確保するためとか、官僚の権力を拡大するためなどと解釈する。私には、これは信じ難い。官僚になる人の間に国民を支える動機は全くないのだろうか。勿論、自分の損得から影響を受けるが、単純に自分の利益を目指すか。別な立場があるはずだが、Foresightで書かれていない。

Foresightで書いてあることから分かることは、批判すべき行為があることだ。官僚は完璧だと言えないのは明らかだ。一方、それはどれほど批判すべきか、どれほど政治家を批判すべきか、官僚が国の利益のために権力を使った場合があったか、こういう質問をForesightのみで答えられない。

問題は二つある。一つは、他の立場をとる雑誌を知らないことだ。だから、何も読んだらいいか分からない。もう一つは、時間はないということだ。毎月辛うじて日本についてのForesightの記事を読むが、もう一つの雑誌があったら、無理になる。だから、暫くの間仕方がないだろう。

世界を理解することは、困難だよね。


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