代表者会議

昨日川崎外国人会を傍聴しに行って来た。いつもの通り勉強になった。今回社会生活部会を傍聴したので、前のように学校関連の話ではなかった。それに代わって、多文化ソーシャルワーカーの話になった。それは、言語や文化を理解を持って、川崎市の外国人市民を支援する役割だそうだ。まだいないが、会議で求められた。会議で強調されたのは、ボランティアではなく、生活保障ができる専門家が必要だということだった。ボランティアなら、技術はない場合は多いし、そして自分のためにボランティアすることも多い。仕事をする人が他人のために働くと言われた。その上、情報の提供で終わるサービスではなく、問題の解決まで付き添ってくれる人はいいと言った。

そういう人がいるといいのは否めない。川崎市に住んでいる日本人の為にいるといいとも思う。だが、実現可能な希望かどうかは疑問的だと思う。まずは、ニュアンスまで通訳できる人が欲しいと言った。それはそうだ。行政や医療機関と関わったら、きちんと分かるのは重要だ。だが、ニュアンスが翻訳する人の能力は極めて高い。通訳の場合、日本語から外国語まで、それに外国語から日本語まで、両方できる能力は必要だ。そういう能力を持つ人の給料は些細なことではないはずだ。そして、言語の上に医療や行政に対する専門的な知識が求められた。問題の解決を支援するために必要だが、それは弁護士や看護士のような資格なのではないか。それもかなりの専門家だ。

そして、需要の側も考えよう。外国人といったら、画一的な団体ではない。言語はまず異なる。中国語の通訳ができる人は、英語の通訳はできないはずだ。タガログ語も、ポルトガル語も必要になるので、一つの専門に数人が必要となる。そのぐらいな人材を募集するのは簡単ではないし、費用も少なくないはずだ。たぶん通訳者を雇って、日本語しかできない専門家との相談を可能にする方法は一番現実的なのではないかと思うが、それでも難しい。

ところで、会議の最後に意見のアンケートに記入したが、やはり漢字が書けない。今、これを書いたら間違いに気がついた。(文化の代わりに分化と書いてしまったこと。)手書きになる度に、漢字の書き方を練習しないと思うが、なかなか時間が見つからない。今度こそ、と思っても。

ちなみに会議の後で事務局の人に話しかけてもらって、このブログをご覧くださることが分かった。だから、丁寧に書かないとと思ったが、やはりアンケートがもう匿名ではなくなってしまった。この場を利用して、次回の会議で私の意見を配る前に漢字のミスを直してもらえたら嬉しいと言っておく。よろしくお願いします。


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