自立性

ほぼ毎朝真由喜がシャワーを浴びる。まず私がシャワーに入って、自分を洗う。そして、私が呼び出しボタンを押したら、ゆり子が真由喜を連れて行って、真由喜も入って私と一緒にシャワー浴びる。制度としていいようだ。

今日はちょっと異なった。私のシャワーが終わったら、通常通り私が呼出しボタンを押した。間もなく、ドアの外から音が聞こえた。それも、通常通りだ。普段は、ゆり子が服を脱がして、真由喜にドアを叩かせる。(冬にドアを開けたら寒くなるので、なるべく短くする。)だが、今日の音はちょっと不思議だったので、ドアを開けて様子を見た。

真由喜が一人でドアの外で立った。人形を持って、私に渡してから服を脱ごうとした。

調べたら、ゆり子がまた寝てしまったようだ。真由喜が一人で起きて、リビングに行って、人形と遊んだらしい。そして、呼出しの音を聞いたら、浴室に行ってドアに叩いた。びっくりした。それほど素直にするとは思わなかったし、自立性がそこまで進んだのも気づいていなかった。保育園の影響なのかもしれない。

嫌々期に入ったらどれほどちび怪獣になるのだろう。


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