今年の神社参拝

毎年國學院大學の神道講座で正式参拝がある。都内の神社に行く習慣があるが、毎年違う神社に行く計画だ。三年前は明治神宮と靖国神社だったが、私が参加できなかった。土曜日だったのだろう。それから参加したし、このブログで紹介した。今日は今年の参拝だったので、紹介する。

今年の神社は、東京の郊外で調布市の布多天神社と府中市の大国魂神社だった。

まず布多天神社にお参りした。集合は午前9:15だったので、8時に家を出たが、ちょっと早めに着いた。布多天神社の主祭神は菅原道真公ではなくて、少彦名神(すくなひこなのかみ)だ。宮司の話によると、式内社で、歴史は長いが、500年ぐらい前に洪水に遭って、現在地に移され、史料を失ったそうだから、歴史は詳らかではないそうだ。いつかに菅原道真公も合祀したようだから、現在には境内には牛の銅像もあるし、お下がりは梅のお菓子だった。

神社の雰囲気は本当にいい。規模は中ぐらいと言えるだろう。白幡さんより大きいが、大国魂神社ほど大きくはない。鎮守の森は割といいし、拝殿の雰囲気も清々しい。神社の詳細が知りたかったら、ぜひホームペジをご覧ください。ここで参拝のことを紹介する。

正式参拝の基本はいつも同じとは言え、今まで六回して、神社毎に異なった。それも興味深い現象だ。

では、布多天神社の参拝の経緯を描写する。控え室で集合して、拝殿に参進した。なかで二人が奉仕した。一人は男性で宮司だと思うが、もう一人は若い女性でちょっと謎があった。後で説明する。まず、女性が祓え言葉を奏上して、お祓いをした。それから、女性が三方に載った神酒の蓋を開けた。それは略式のお供えだった。次は、確か、宮司が祝詞を奏上したことだった。祝詞は私たちの為に作られたもので、神道についての勉強の上達をお願いした。それから、女性が榊の舞を舞った。最後に岡田先生が私たちの代表として玉串を奉って、私たちが合わせて二拝二拍手一拝した。終わるために女性が神酒の蓋を戻して(それはお供えの下がりの略式だが)、宮司と合わせて一礼した。

謎は女性の立場だ。奉仕の内容から考えたら、神職なはずだ。巫女が舞を舞うが、お祓え言葉を奏上するのは神職の役だし、神職が舞うこともある。冠った冠も女性の神職ようの三山の冠だった。謎はないと思うだろう。謎は、袴の色だった。緑だった。神職の袴は、黄緑、それとも紫、それとも紫プラス紋章、それとも白プラス紋章だ。位によって定められている。私が知る限り、緑の袴が規則に出てこない。(真っ白の衣装を着る選択肢もあるが。)だから研修中の神職かなと思ったが、分からない。聞く機会はなかったし、ちょっと変な質問だから、遠慮した。

ともかく、参拝の後で宮司の話を聞かせていただいて、本殿を拝見させてもらった。本殿は三百年前のもので、市の重宝に指定されているそうだ。だが、拝殿の中にあるので、拝殿の奥に行って、階段を上がらないとあまり見えない。その許可を貰って、拝殿の外が見えた。中は、もちろん、見えなかった。

では、大国魂神社の参拝にしよう。集合してから、宮司の話を聞かせてもらった。(袴は紫プラス紋章だったので、一級の神職だ。大国魂神社のような神社の宮司なら、それは当然だと言える。)大国魂神社は、武蔵の国の総社だ。それは、国衙に近いところで国の主な神社の神様を勧請して、国司が気軽に参拝できるための施設だった。平安時代に現れた制度だ。大国魂神社は1900年前からあったと社伝がいうそうだが、それは本当のかなと思わざるを得ない。大国魂神社の特徴は、本殿は北向きだということだ。神社は、殆ど南向きそれとも東向きだが、大国魂神社は、東北を平定するために北向きだ。それに伴って、祭祀で正中を最初にするが、次は左だ。普通の場合は逆だが、向きが変わられた時に、本殿の向きのみを変えたようだから、神様の位は前の通りだった。反対側から見たら、右が左になるので、祭祀の作法も逆になった。

参拝は、拝殿で行われなかった。むしろ、行列になって、上に鉄輪がついている鉄棒を持った二人の男性に導かれた。鉄棒を地面に叩いて、音を出したので、他の参拝者が行列を見つめた。そして、拝殿と本殿の間にある砂に覆われた広場に入って、並んだ。あそこで、簡単な払いと玉串の参拝した。(奉仕した男性が真っ白の衣装を着た。)本殿は、1667年に建てられたもので、都の重要文化財だ。簡素な建築だが、それは日光東照宮で幕府の財産を殆ど使ってしまったからそうだ。拝殿からも本殿がよく見えないし、垣に囲まれたので、外からも見えないので、本殿をちゃんと見る貴重な機会だったと思う。

参拝の後で宝物殿に行って、説明してもらった。大国魂神社では大規模な超有名は祭りがあるが、その祭りのための神輿と太鼓があそこに納められている。神輿はちょっと大きい方で、一基当たり一億円ぐらいと言われたが、他の有数の神社とあまり変わらない。太鼓は別だ。日本一の太鼓もある。直径は二メートル以上に見えて、神輿の前に行列に行くそうだ。本当に印象は強かった。

自由解散の後で、私が御朱印を貰いに行った。作法の通り神社側が奉納のお金のことを言わなかったので、私が言った。確かに御朱印のことが分かる人は、その作法も分かるはずだよね。

では、それは今日の参拝だった。また興味深い経験になった。


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