自由と犯罪予防

先日の読売ポッドキャストで最近の警察の運動についての記事があった。犯罪を防ぐために女性や子供に声をかけたりする人を、行為が犯罪に及ぶ前に、警察が警告や指導することになったそうだ。最初に考えたのは、それはいいことだという反応だった。犯罪が犯されないなら、全面的にいいことだからだ。被害者になる人はもちろん、加害者になる人もよりいい人生を送れるようになるだろう。

でも、もう少し考えたら、ちょっと複雑な気持ちになった。別な立場から見たら、この方針は、違法ではないことをする人を警察庁に連れて行って、戒めて、誓書を書かせることだ。違法なことをしていない人にたいするそうすることは、自由の立場から考えたらよくない。確かに、任意のことだが、警察官に「いや、行かない。ここで続く」というのは難しい。法律に従ったら、警察に邪魔されない権利は、国民(外国人も含めて)にはあるのではないか。

といっても、最初に言った通り、犯罪が防がれたら、それはいいことだ。だから、警察の運動を全面禁止にすることもよくないと思う。やはり、慎重にしてもらって、警察官にもこれについての詳しい指導を行う必要がある。


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