相談員

昨日また川崎外国人会を傍聴しに行って来た。今真由喜が寝ている間にブログが書きたいと思うが、真由喜が起きたら途中でやむを得ず止める可能性がある。

昨日の総会は国際交流センターの特別会議室で行われた。それは素敵な部屋だから、毎回あそこで行われたらいいなと思ってしまった。では、それはちょっと余談だが、内容について書くことはあまりない。また生活部を傍聴したが、今回国際交流センターでの相談施設を司る方を招いて、説明や質問した。相談の統計をちょっと紹介したが、印象に残ったのは国籍と問題だった。多く相談する国籍は、中国人、フィリピン人、ブラジル人、ペル人だったそうだ。やはり、欧米からの移民は、支援ネットワークがあるらしい。こういう統計を聞いたら、改めて実感するのは、私は日本に住んでいる外国人であるとしても、代表的な外国人ではないというのだ。そして、英語は必要だが、フィリピン人のために必要だ。(タガログ語は人口言語だと聞いたことがあるが、フィリピンで母国語は異なる人は多いようだ。英語ができる人は一番多いのかもしれないという印象だ。)

そして、問題の内容だが、一番は通訳と翻訳で、三番は日本語を勉強する方法だったそうだ。外国に移住したら、あの国の言語をマスターするべきだと言いたいのだ。義務だし、しないと単に損になる。移住する前にある程度勉強した方がいいが、確かに別な国で言語を勉強することは難しいし、限度があるので、移住してから勉強してもいい。しかし、なるべく早く勉強するべきだと私が思う。(ハローワークからの情報もあったが、日本語のできない人の就職先を見つけるのは困難だという。)

相談制度の問題は、別に外国人に限られた問題ではなかった。問題の複雑さ、解決までの長い時間、相談員の精神的な負担などは挙げられた。そして、相談員が問題を解決してあげると思う人も少なくないそうだが、相談員にそういうことはできない。聞き手の役割より或る程度指導したり、選択肢を説明したりすることはできるそうだが、最後の決断は本人の責任から離れないそうだ。

この立場から見たら、相談員制度を改善する方法は不明だ。問題は単純に人手不足ではないようだし、相談員の能力を増しても、どういう能力が役に立つかは明らかではない。川崎外国人会がどういうふうにいい提言を作るか、これから見る。


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