ブザー・ビーと

昨日フジテレビの夏の月9のドラマ、ブザー・ビートが始まった。普段はテレビをあまり見ないが、北川景子さんがヒロイン役で出演するので、見たかった。スポーツ関係の恋愛ドラマのようだから、基本的に私が自発的に見るドラマと遠く離れているが、ファンの義務を果たすために見る。(と言っても、真夏のオリオンという映画を見ないかもしれないが、北川さんの役は小さいようだし。)

印象は、スポーツ系の恋愛ドラマだということだった。最初の部分で典型的な最後の瞬間で勝つゲームがあって、そして話の始まりで負けるシーンがあった。恋愛関係を複雑するためには少なくとも恋愛五角になった(六角の可能性もあるが)。確かに北川さんが自分のブログで書いた通り、キャラクターの成長や変更の余裕は十分ある。

問題は、今考えたら、展開は予想しやすすぎるのではないかと思うが、それも戦略であるだろう。このようなドラマだと宣伝した第一話だから、これからの展開がちょっと予想外になってもいいかな。例えば、自分の理想と自分の現実の間のギャップは一つのテーマだそうだが、尚輝がバスケットを辞めて莉子の音楽のキャリアを応援するようになったら、それはちょっと意外な展開になるし、普通の「次回のシーズンでチームが勝つ」パターンより面白いかな。北川さんがブログで書いた通り、夢を叶えるには忍耐力は必要だが、夢が変わることもあるね。(北川さんの人生もそうだよね。高校を始めた時に医者になりたかったそうだが、今の夢は女優として優れることらしい。)

台詞は聞き取りにくい場合もあるが、(それは私だけではなく、ゆり子も問題があった場合も)台本は悪くないと思うし、演技もいいので、見続ける。私の発想のような楽しくてびっくりさせる展開はなくても、楽しめると思う。

ちなみに、ちょっと印象的だったのは、去年のドラマと比べたら、北川さんの演技が益々上手になったことだった。セーラームーンの時代を思い出したら、別人みたいだが、それは当たり前だろう。私の日本語も、2003年秋と比べたら上達したと思うので、ずっと練習した演技が北川さんの場合に上手になるはずだよね。演技は期待できると思う。脚本は結局失望になるのではないかという不安があるけれども。(といっても、まだ見ていないので、脚本家が面白いことを用意してくれている可能性を否めない。)


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