河口湖

では、昨日の旅をもう少し詳しく語ろう。

私は、都会から離脱したかったので、それを言ったらゆり子が「河口湖はいかが」と提案した。条件を満たしたので、それにした。山梨県だから、家からちょっと遠いが、ホリデー快速という立川からの直通電車があったので、合計で3時間半がかかったのに、それが切符を買うことも含めたし、乗り換えは二回だけだった。つまり、バスで登戸駅まで行って、そして立川で乗り換えた。結果として、楽に感じた。特に楽になったのは、真由喜が快速のなかで寝てくれたことだった。実は、ゆり子も寝たので、私に景色が楽しめた。中央線だったので、いい景色だった。山の間を縫う鉄道の窓から見たら、癒された。

11時ぐらい河口湖に着いたが、着いたらゆり子が富士山の登山口だったことに気づいた。一歳の真由喜と一緒に富士山を登るつもりはなかったのは言うまでもないので、湖の周辺を楽しむことにした。買った切符は、フリーパスだったので、観光バスは無料だった。駅でお昼を食べてから、バスにのって、久保田一竹美術館に行った。その作者が室町時代の染め方を復活して、アート作品の着物を使ったので、展示は着物だった。色や模様は素晴らしかったそ、私好みとも言えたので、ゆり子だけではなく、私も楽しんだ。真由喜も楽しんだが、それは美術館の玄関にあったスロープを走り上がったり、走り下がったりすることだっただろう。美術館の人が「あっ、可愛い」と言ってくれたし。

美術館から、またバスに乗って、遊覧船乗り場に行った。遊覧船はフリーパス対象外だったが、割引になった。その割引は、900円から500円までだったので、かなりいい割引だった。私たちと一緒に遊覧船に乗ったのは、小規模団体旅行だったが、来客の殆どは外国人だった。河口湖には外人は本当に多いなと思った。さすが観光地。

天気が協力してくれたら、遊覧船から富士山がよく見えるそうだが、昨日の天気は協力の反対だった。富士山どころか、湖を囲む山さえ辛うじて見えた。だが、景色はまだ奇麗だったし、湖の上の風は、真由喜の大好物なのようだった。喜んでいる顔をよくした。

遊覧船からロープウェイに行った。ロープウェイは、フリーパスに入ったので、フリーパスがかなりお得になった。ロープウェイの上から湖と周りの景色が見えたが、残念ながら富士山が見えなかった。ゆり子が「また来ようよ」と言ったので、天気がいい日に行くと思う。ゆり子も富士山をちゃんと見たことはないようだから、ぜひ見に行きたいと思う。下りロープウェイで他の乗客が真由喜を誘って、前の景色を見せて、可愛がったが、真由喜が泣かなかったとはいえ、ちょっと真剣な顔だった。バスに乗ったら、真由喜がすぐに寝たので、もう眠かっただろうと思う。

帰り道は、大月駅にも乗り換える必要があった。最後のホリデー快速は、3時半出発だったので、早すぎた。そうしても、難しい帰り道ではなかったし、晩ご飯としてお寿司を食べたので、楽しい一日が楽しく終わった。

と言いたいのだが、実はもう一つな結果があった。一日中真由喜がちゃんと食べなかったので、夜中に数回起きて泣いてしまった。だから今日私はまたちょっと眠くなって来た。仕方がないね。楽しい一日には変わりはない。


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