紅葉の中の連休は奥日光に行く機会として弱点がある。つまり、日本人の数十万人(のように見えたが)が同じ計画を立てることだ。或る程度予想できたので、ホテルの予約を数ヶ月前に、電車の予約を可能になったとたんにした。それは成功だった。適切な電車に指定席があったし、いいホテルでの部屋も入手できた。だが、渋滞が待っていた。
家を出たのは、午前6時だった。日光への電車は、新宿発の東武線直通の特急だったが、新宿を発つのは7時半だったので、早めに家を出る必要があった。バスも電車も問題はなかったので、余裕あって新宿に着いた。電車の中も問題はなかった。満席だったが、真由喜は朝ご飯を食べてからいい子にした。ちょっと寝てくれた。予定通り日光に到着。
バス停の前で「湯元温泉まで通常80分、今は200分」と書いてあった。ちょっと信じなかった。それほど酷い渋滞を想像もしなかった。そして、バスに乗れるようになるために、三台目を待たなければならなかった。乗ったら、一番後ろの席で、真由喜が窓側に座って、景色を見た。東武日光駅から神橋まで30分以上がかかった。徒歩15分だそうだ。渋滞は本当に酷かった。日光の寺社を過ぎたら、暫くの間状況が良くなったが、いろは坂に入る前に運転士が公衆トイレで停まって、アナウンスした。「これからいろは坂に二時間ぐらいがかかるし、トイレはありません。皆様、今トイレに行ってください。」指導の通りトイレに行った人は多かった。皆だっただろう。
だが、渋滞は本当に酷かった。一キロずつの看板があるので、時速は4キロだったことが分かった。いろは坂は七キロぐらいなので、2時間ぐらいかかった。幸い、途中で真由喜もゆり子も寝たので、真由喜が我慢できた。湯元温泉に着く前に、14時45分ぐらいバス停から発射したときに、運転士が「これは11時40分発のバスで、今3時間遅れています」と言った。やはり大変だった。
だから、ホテルに着いたのは、家の出発から9時間がかかった。予定の倍ぐらいだった。
ホテルといえば、奥日光小西ホテルというところだった。見たら、ちょっとどうかなと思った。なぜなら、外装も内装も、ちょっと古くなっていたからだ。だが、スタッフの対応は大変良くて、食事も美味しかった。私とゆり子が懐石料理を食べたが、真由喜のためにお子様ランチを注文した。それは、海老フライは勿論、ステーキも豪華なデザートも付いていた。真由喜がご飯と海老フライとフルーツを勢い良く食べたが、ステーキはまだ無理だったようだ。食べてから暖炉のとなりに座って、ちょっとくつろいだ。そして、案内所で翌日の予定について相談した。やはり、交通状態がどうなるか分からなかったので、余裕がある計画を作った。
実は、食べる前にちょっと湯ノ湖の周辺をちょっと散歩した。気温は低かったので、真由喜がちょっと寒くなったようだ。自動販売機で三人で飲み物を買って、真由喜が自分の牛乳を握って、「真由喜牛乳、ダダちゃちゃ、ままコーヒー」と言った。ゆり子が缶コーヒーを飲み終わったら、缶をしまったが、真由喜が不安になって、「ままのコーヒーは?」と聞いたので、また出さなくてはいけなかった。
湯元温泉で温泉寺と温泉神社があるが、そこにも行った。お寺と神社の間に、泉原がある。それは、温泉が湧いてくる場所だから、水たまりは暖かい。真由喜に気に入ったようだから、手を湯に入れて、「あったかい!」と言ったり、手をまた入れたりした。戻ろうとした時に、真由喜が湯から離れたがらなかった。結局ちょっと泣いてしまった。
ホテルで、その温泉を使うお風呂があるが、貸切風呂もある。散歩に行く前に予約したので、食べる前に家族で入浴した。本当にいい貸切風呂だ。露天風呂の部分もあるし、広いし、脱衣室の整備は充実されるので、45分を楽しく過ごした。最初は、真由喜はちょっとお湯に「あちぃ」と言って避けたが、入ったらすぐになれてきたようだ。実は、出たくなくなったので、無理矢理出した。足が赤くなったので、長い間入浴させないほうがいいと思う。だが、日本人の子で、温泉好きのようだ。
さて、月曜日になって、私もゆり子大浴場と露天風呂に入った。気持ちよかったが、ゆり子によると女子の露天風呂は大変暑かったが、中の湯船はちょっとぬるかったそうだが、男子の方は逆だった。循環の順番によってかもしれない。
ホテルの人に竜頭ノ滝まで送ってもらった。その滝は、華厳の滝ほど壮麗ではないが、けっこう奇麗な滝だ。そして、中禅寺湖に歩いて、遊覧船に乗った。天気はぴったりだったので、見晴らしは凄かった。男体山の存在感は強かった。
交通の心配で、すぐに日光行きのバスに乗ったが、渋滞はなかった。その結果、余裕がある時間に神橋に付いた。お昼を食べてから、前日に勧められた散歩道と挑戦した。人はあまりいなかった。やはり、日本の観光地で、メーンをちょっとでも離れたら、意外と静かになることは多い。だが、真由喜と一緒に予定の通りの散歩は無理だったので、東照宮を通って戻った。東照宮の周辺には人は多かった。
ゆり子にちょっとケーキ食べたかったので、カフェに寄った。そのカフェは、西参道に近いバス道路にあるLancatlgue Cafe Nikkoだった。ちょっと変わった「日光っぽくない」雰囲気だったが、ケーキなどは本当に美味しかった。そして、帰ることになった。
結局、観光はあまりできなかった。交通の問題と真由喜の存在は主な原因だったと思うが、楽しかった。ちょっとゆっくりできて、日常の環境から離れて時間が過ごせた。私は、日光の景色は大好きだから、真由喜がちょっと大きくなったら、数泊して、ちゃんと見ることにしたいと思う。