秋季雅楽特別演奏会

今日皇居に行ってきた。というより東御苑にある宮内庁の楽部の演奏会場の所に行ってきた。今日は、秋季雅楽特別演奏会が催された。実は、一昨日からあったが、今日の午前中は、私が当選した演奏だった。拝見するのは無料だが、七月末までに応募する必要があった。私が応募して、入場券をいただいた。

開場は9:30だったので、家を8時ぐらい出て、電車で行った。天気はちょっと悪かったが、バスと電車で問題にならなかった。会場に入ったら、舞台が見えた。壮大で、後ろに立つ太鼓も色彩鮮やかで、印象的だった。そして、床には砂利があった。周りを見たら、中庭を真似する会場だのが分かった。壁は、ビルの外壁に似ているように作られたし、足下には砂利があったし、天井には窓や電灯があったので、露天の気持ちを連想させた。雅楽は、もともと外で催されたのだろう。

曲と舞いは二つあった。一つ目は太平楽(たいへいらく)という。これは、所謂左方の舞の中国から輸入された方式の舞だが、武装で舞われる。楽器を奏でる人も豪華な衣装を着たが、帽子の形は、白幡さんの禰宜舞の猿田彦命の衣装の帽子に非常に似たので、禰宜舞の衣装は雅楽の影響を受けたものだと思える。神社の音楽や舞踊は、雅楽の影響を強く受けたことは多いようだから、信じ難くはない。

さて、衣装は豪華だったと言ったが、もう少し詳しく描写したと思う。主な色はオレンジだったが、金色の兜や鎧もあった。鎧の肩にはバクの頭に見えた装飾があったし、剣を固定するために魚の形のものがあったし、お腹の上に鬼の面があった。そして、鉾を持っていた。今回催される舞は太平楽の一具だった。それは、全てを休憩せずに演奏することだ。合計で45分がかかったので、普段はしない演奏だと信じる。今年は天皇陛下御即位20年記念だから、ちょっと特別な雅楽にしたという。

鉾との舞も、鉾を床に置いて空手での舞も、剣を抜けて舞う部分もあった。剣との舞は、勢いよく舞われたので、強い印象を残した。雅楽のイメージはゆっくり舞うということだが、太平楽の剣の部分はもう少し早い。

そして、休憩の後で狛鉾(こまぼこ、蒲鉾ではない)という舞を舞った。衣装はより簡潔で、黄緑の狩衣に似たものだった。持ち物は、五色の棒だったが、説明書によれば朝鮮半島からの船員の行動を舞にしたものだそうだ。これは20分だった。

これを見たら、より雅楽が見たいなと思ったが、やはり機会は少ないよね。今日は貴重な経験だった。