Natureの140周年

昨日今週のNatureが届いてきた。表紙に「140周年」の見出しがあったが、見たらちょっと複雑な気持ちだった。なぜなら、Natureの125周年祝いをよく覚えているからだ。要するに、もう15年間以上Natureを読み続けてきた証拠だ。だから、一方「あっ、もう若くないな」と思って、他方「15年間以上か。いいね。」とも思った。考えたら、実は1992年の末から購読を続けてきたので、もう17年間になりそうだ。

やはりお勧めの科学雑誌だが、研究者向けの雑誌で、論文を出版する雑誌で、科学の基礎が分からなかったら、分かりづらいと思う。私が読み始める前に数年イギリスの一般者向けの科学雑誌のNew Scientistを読んだし、大学で科学を勉強したので、基礎があった。といっても、最初分かりにくい記事は少なくなかった。今もたまにあるが、知識を積み重ねたら分かってくるはずだよね。

だが、できれば政治家に義務づけたいほどだ。なぜなら、科学が発見することは、政治的な判断に影響することは多いし、演説などで納得させられないことだ。マグロが絶滅したら、政治家がいかにも「日本の文化にはマグロ寿司は重要な位置をしめる」と強調しても、マグロは食べられなくなる。ところで、マグロの絶滅の恐れは本当にある。知っていたのかな。農林水産省がやっと対応したそうだが、足りなさそうな変化だと言われる。勿論、科学だけで決断できるわけはない。政治的な理由も、経済的な理由も、国民の意見も重要だが、科学を無視したら、無知のままで決断したら、大失敗に終わる恐れは多い。

一般の人にも役に立つ知識だと思う。科学が分かったら、現代の社会の変更もよりよく分かる。地球温暖化などの現代問題についても知識の上に築かれた意見も決められるし、近未来に何が現れるかをちょっと予想できるようにもなる。インフルエンザの問題も分かってくる。

日本人にはNatureの月刊誌がある。英語圏の人は、週刊の本番しかないので、購読はちょっと高いし、読書にも時間がかかる。日本語で、Nature Digestという月刊誌もある。Natureから特選された記事の日本語訳が載っている雑誌だから、科学が理解できると思う。そして、年間の購読は8000円以下だから、そんなに高くはない。(本物のNatureは、英語版のみだし、日本で一年間5万円ぐらいがかかる。)だから、日本人の方にNature Digestを勧める。


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