真由喜と一緒の住宅ローン

昨日引っ越すための住宅ローンを組んだ。私もゆり子も行く必要があったので、勿論真由喜も一緒に行った。朝に三人に出かけたら、真由喜は大変嬉しそうだった。「今日つまらないことを沢山するよ」と戒めたが、影響はあまりなかった。まだ嬉しそうな子だった。

予測の通り、つまらないことは沢山あった。区役所から必要な書類をとることに意外に時間がかかったので、横浜にある銀行に着いた時は、もう2時半が過ぎたので、銀行が閉まる前に口座を作るために直接に行かなければならなかった。(住宅ローンを組んだら、銀行の当店での口座は必要だそうだ。私の持つ銀行口座の数は増える一方だ。)手続きが終わったのは、3時半だったが、お昼はまだ食べていなかったので、ローンの手続きの前にちょっと休憩して、軽食した。お腹がへったら、集中力も衰えるので、複雑な手続きと取り組む前に脳の力を蓄えたかった。

そうしてよかったと思った。なぜなら、ローンを組むことは、5時半までかかった。難しいとは言えないが、資料は多くて、印鑑を捺すことも大変多かった。集中しないとダメな状況だった。だが、担当者の説明は分かりやすかったので、ローンの構成が分かったと思う。35年間が経つ前に完済したいのだが、頑張る。

ところで、前に書いたと思うが、永住権を持たない外国人に住宅ローンが組めないとよく言われる。それにしても、少なくとも例外があるようだ。マンションの価値の8割しか借りられなかったが、その8割は、普通の35年間の低金利の住宅ローンの形で貸してもらった。妻が連帯保証人になったが、それはマンションは共有名義になるからだと思う。(共有名義で、ゆり子の許可抜きに担保として挙げられないからだと思う。ゆり子の収入は、正直に言えば、保証にならない。)

真由喜は一日中一緒にいたが、大変いい子にした。おとなしく遊んでくれたり、待ってくれたりした。びっくりするほどいい子だった。区役所でちょっとぐずったこともあったが、次のぐずりは、帰りのバスの中だった。もう限界になっていただろう。ただ、ローンの手続きの真最中に「もう帰る」と言った。「残念ながら、まだ帰れない」と言ったら、納得したので、問題にならなかったが、やはり真由喜にとってつまらなかった。帰ったら、イギリスのお母さんとのビデオチャットがあったが、真由喜はずっとカメラの前で(私の膝の上で)躍っていた。一日のつまらなさを吹っ飛ばすためだっただろう。

ところで、「ダンス教室に通わせるだろう」と言ったら、お母さんが頷いた。真由喜に向いている活動なのようだ。


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