真由喜は、不満を感じる時に、それとも私やゆり子に対して怒るときに、下の唇を出して不機嫌を表現する癖が現れた。
私にも、ゆり子にもこのような癖はない。不思議なことに、私の妹にそっくりだ。
真由喜が私の妹と対面することは先ず少ないし、妹はもう子供ではあるまいし、真由喜は妹のそのような顔を見たことはないと思う。だから、遺伝子の影響にするしかないだろう。
もう一つは、ゆり子も私も右利きなのだが、真由喜は両方が使えるようだ。それは、私の母に似ている。母は右利きだとは言え、両方がほぼ同等に使える。
ゆり子の側から同じようなことがあるだろうが、ゆり子がまだ指摘していないので、わからない。将来に出てくるのだろう。楽しみだ。