姫神の本

今日の体調は、昨日よりちょっとましになったと思うので、最近読んだ本が紹介したいと思う。ブックス・エソテリカのシリーズの本だが、前に読んだ神道の本と比べたら、秘伝的な内容は少ないような気がする。その代わりに、日本の女神の紹介は勿論、鬼女の種類も、女性の教祖の実績も説明される。そして、巫女の役割も焦点になる。それは、現在の神社で補佐する巫女より、習俗の巫女や歴史的な巫女に重点を置く。

まだ知らなかった内容は多かった。女神は、他の神道についての本で読んだことがあったが、妖怪の女性や昔話のかぐや姫などは新鮮だった。イギリスの育ちで、日本の昔話は知らないので、日本人には常識であることは、私には新鮮な発見だ。そして、女性の教祖の話も、ほとんど知らなかった内容だった。

明らかになったことは、日本の宗教や民俗文化などには、女性の役割は大きいことだ。男尊女卑があったといっても、人間の半分の姿が完全に消えてしまうはずはないだろう。だが、危ない女性の妖怪も多いし、出産に対しての忌みも強いし、それに特別な役割を背負った女性には厳しい制限が置かれたので、女性の居場所として捉えたら、必ずしもいいことだとは言えないだろう。それも、西洋とほぼ変わらないのだ。