意見交換

昨日は代表者会議の本格的な第一回だった。前回は、手続きばかりだったと言えるので、昨日から審議が始まった。後半には、川崎市民祭りにも、多文化フェスタみぞのくちにも会議として参加ことを決めたり、視察することを決めたり、実行委員会の委員も決めたりした。ところで、私がニューズレター編集実行委員会に入ったが、それは当たり前だろう。仕事の経験を活かしたほうがいいと思ったし、祭りやフェスタは土曜日に催されるのでどれほど参加できるかはまだ要検討なので、実行委員会に入らないほうがいいと思った。実行委員会の初会議は、次回の代表者会議の直前に開かれるそうだから、その日に役割などを決める。

さて、今回の主な目的は、代表者の審議するテーマについての意見を集めて、次回詳しく決めるための準備だった。二つのグループに分けて、意見を提案した。私がこのブログで披露したテーマを提案したが、他の代表者も様々なテーマを提唱した。

抽出したら、三つが取り上げたいと思う。

一つは、保育の問題だった。川崎市の待機児童は非常に多いそうだから、外国人に住民にも問題が及ぼすのは当たり前だ。だが、仕事を探すことは、外国人の場合は日本人より難しいので、より深刻な問題になるそうだ。確かにそういう可能性はあると思うが、解決方法は見えない。外国人市民を優先するわけにはいかないと思うし、全面的に供給を増やすことは、予算的にも、人材的にも、物理的にも難しいと思う。(保育園を設立する場所を見つけることも簡単ではないし。)だから、これは本当に深刻な問題だと思うが、外国人代表者会議として役に立てるかどうかは分からない。

そして、母国語の教育の問題だった。日本で子供を育てれば、子供が当然日本語を喋るようになるが、親の言語も促したいと思う人は少なくない。だが、難しいそうだ。確かにそうだよね。真由喜は、英語がわかるが、あまり喋らないので、ちょっと気になる。どうしたらいいか考えているが、これは市の行政の責任ではないと思う。移民が自分の母国の文化や言語を活かしたければ、行政には妨げない義務があるといえるものの、責任は私たち移民の方にあると思う。

最後は、住宅問題だ。まだ賃貸に入ることは、外国人には難しいそうだ。保証人の問題もあるし、連絡先の問題もあるそうだ。連絡先の問題は、日本人や永住者の連絡先を求める大家は多いということだ。これは、代表者として取り組むべきな問題だと思う。15年前に代表者会議が同じ問題を提言に入れたが、川崎市が条例を可決して、保証人の制度も設けたそうだ。だが、問題はまだ珍しくなければ、やはり条例の効果は希望の通りではない。だから、もう一度審議して、より有効な手法を探る必要がある。

ちなみに、会議で全員が意見をはっきり述べたし、余談もしなかったし、時間内にも終わったので、これからの審議の経過を考えたら、いい予感だ。大変有意義な会議になるようだ。


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