週末に、塩原温泉の一人旅をした。温泉でくつろいで、仕事と日常生活の疲れを解消するつもりだった。成功に終わった。塩原温泉は、栃木県にあり、日光よりちょっと北の方にあるが、家から電車を一回乗り換えて行ける。4時間がかかるが、楽だ。

塩原温泉は、山に囲まれて、箒川という川の辺りにある。日曜日から水曜日までの三泊したが、天気は素晴らしかった。雨はなかったし、暑くならなかったので散策などを楽しむことができた。泊まった旅館は、明賀屋本館だった。温泉街からちょっと離れて、箒川の支流の隣にある旅館だが、魅力は川沿いの露天風呂だ。最高だった。何回も入浴したが、川の音も流れも、木々や日差しを楽しみながらリラックスすることが癒しになった。食べ物も悪くなかったが、最後の三泊目の夕食は特に美味しかった。三泊泊まる人はあまりいないだろうと思った。部屋も十畳で、かなり広かった。部屋で読書したりすることもあったし、元々の予定は旅館でうろうろすることだった。だが、塩原に着いたら、大自然を楽しまないともったいないと思ったので、結局かなり散策した。
月曜日に箒川に歩いて、支流の辺りにある共同露天風呂の不動の湯に入浴した。近所の方のではないかと思った人がもう入っていたが、積極的に誘ってくれたので一緒に入った。不動の湯も、川や木々を眺めながら楽しめるので、そこにも何回も入浴した。旅館から片道45分の散策だったが、道は川沿いで、大自然の中だったので、交通も楽しみの一つだった。写真は、旅館から不動の湯までの道の途中で箒川を渡る橋から天狗岩という大きな岩を撮った写真だ。

そして、火曜日に長い散策にした。先ず、朝食の前に不動の湯まで往復した。そして、食べたら、塩原自然研究路という散歩道を歩いた。この道が山に入って、大沼という湿地を通って、新湯富士(あらゆふじ)を登ってから新湯という塩原温泉の温泉の一つまで辿る。写真は、大沼から新湯富士だ。山を越える道は大変険しかったが、してよかったと思う。そして、駐車場がある大沼を除けば、人気はなかった。森の中の道で、眺望ができたら森に覆われた山しか見えなかった。まるで日本には人はいないかのようだった。東京との別世界。
新湯でまた共同温泉に入って、箒川まで合ういて帰った。結局長かったが、一人で自然の中にいることで精神的にリフレッシュできた。
次回家族三人で行きたいと思う。私がした散歩は、真由喜には無理だが、温泉街をあまり見えなかったので、今度そこで遊ぶだろう。