一人で本を読む

先日、真由喜が一人で本を読んだ。頁を丁寧にめくって、一つ一つ話の流れを語った。そして、指で文字を指しながら、一つずつ音を発表した。

言うまでもないかもしれないが、真由喜の話の文字の内容には共通点は殆どなかった。

だが、読むためにどういう行動が必要なのか、文字の昨日は何なのか、本を読む意味などが分かるのは明らかだ。そして、晩ご飯の間に、お皿にひらがなの「まゆき」から「ゆ」と「ま」が区別できた。「き」は、ちょっと難しかったようだ。

つまり、まだ読めないが、読み始めていると言える。もう仮名やローマ字を教える本を買って、一緒に練習しても早くはないだろう。


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