大型遊具

日本の奥さんが夫を「粗大ゴミ」と称すると聞いたことがあるが(体験はないけどね)、今朝私が本格的に「大型遊具」になってしまった。朝ご飯を食べようとしたが、真由喜が人形を私の背中を登らせたり、滑り台の腕を滑らせたりした。ゆり子によると、大型遊具が大変役に立つので、粗大ゴミよりましだそうだ。

ちなみに、今日はまた暑かったので公園で遊ばせるわけにはいかなかった。その代わりに溝の口に行って、デパートの中の子供広場で遊ばせた。そこで保育園のお友達とママと偶然に会ったので、二人で遊ばせた。ちゃんと一緒に遊んだが、抱き合うかプロレスごっこかが曖昧になった場合もあった。と言っても、二人とも笑顔で楽しそうだったので、見るだけで嬉しくなった。

お昼を食べようとしたら、真由喜に「お昼たべようか」と言ったが、真由喜が「いやだ。まだ遊びたい」と拒絶した。少し待って、もう一度提案したが、結果は同じだった。四回も言ったが、真由喜が合意うしてくれなかった。だが、それから急に真由喜が「じゃぁ、お昼食べようか」と言った。お友達のお母さんがびっくりして、自分の娘も聞かせた。お友達も真由喜の提案に従って、素直に遊び場を去った。

お友達のお母さんが驚いたが、真由喜がよくこういう風にする。遊びを止める提案を挙げたら、最初に拒絶する。二歳だから、当たり前だろう。だが、怒らずに説明しながら繰り返したら、数分後自発的に従うことは多い。毎回ではないし、ほぼ毎回でもないが、大半だと思う。だからいつも余裕があるスケジュールを目指す。時間あれば、ストレスや癇癪なしにやりたいことができるからだ。時間がない場合もあるのは言うまでもないけれどね。


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ:

コメント

“大型遊具” への2件のフィードバック

  1. takai junのアバター
    takai jun

    うちの娘も2歳なので、とてもよく状況を理解できます。
    2歳なら、意志ができている、けれどはっきりしたものではなく、Noが次の瞬間にはYesに変わることがしばしば。
    意志があるなら、自尊心もある。これはとても人間的なものだと思います。強制よりも自発性が肝心。
    親は子どもによって親になるものだと実感します。どうやって子どもを望むべき行動に導くか、これは親としての経験的な技術なのでしょう。
    ところで、幕末の英国人の記述によると、日本の子どもは自由、奔放にされている。日本は子どもの天国だ、とか。
    2歳の子どもに対する厳しさの加減について、私なりに試行錯誤を続けています。

  2. チャート・デイビッドのアバター
    チャート・デイビッド

    そうですよね。試行錯誤しかないと私も思います。赤ちゃんと一緒に取扱説明書が生まれてこないしね。私の基本方針は、真由喜には私たちの指導に即座従うはずもないし、義務もない上で、他人に迷惑をかけることを防ぐべきということです。要するに、思いやりを育みたいのですが、二歳で完璧になることを期待するべきではありません。ですが、まだ試行錯誤ですよね。お互いに頑張りましょう。