いたずら子

昨日真由喜が黒いマジックで和室の白い壁に落書きした。かなり酷いことになったので、ゆり子がちょっと怒ってしまった。私の仕事が終わったら、真由喜はもう眠ったので、私が叱る機会さえなかった。今日、真由喜に「これはよくないね」と言ったが、真由喜が後悔の顔をしたので、分かったかなと思う。

だが、真由喜は2歳児であることの意味を良く考えたら、怒る理由はないと思った。ゆり子が怒ったの理由の一つは昨日真由喜にもう二回「落書きしないで」と言ったことがあったことだった。だが、真由喜には、「これをするのはダメ」という表現は意外に分かりにくいだろう。なぜなら、「これ」の定義は極めて曖昧だからだ。真由喜の落書きはすべて別なところでやった。だから、「このところで落書きするのはダメ」と解釈したのだろうと思った。

そして、2歳児に、壁にマジックで書いたら被害になることは、予想しにくいだろう。大人の場合に例えたら、ローン証券に頼ったら大変な不況を招くことが予想しないようだろう。大人がよく忘れることは、幼児は本当にまだ大人ではないことだ。大人に明らかなことは、幼児には集中して考えたあげくやっと分かることである場合は少なくないはずだ。

だから、冷静に「これはダメだ」、「これも、あれと同じだ」、「こうすれば、そうなる」など教え続けるのは理想だと思う。だが、奇麗な和室の酷い落書きを冷静に受け止めるのは無理だろう。

塗り潰すしかないようだ。明後日専門家と相談する予定だ。