ついに審議

今日川崎市外国人市民代表社会議が行った。前に書いたように今日まで審議にちゃんと入ることは出来なかったので、今日こそ始めたいと思った。幸い審議の前の用事、即ちオープン会議についての決定と審議するテーマの順番の決定が、30分以内済ませた。それは、私の希望の通りだった。

審議に入ったら、びっくりした。「時間がかからないテーマ」という名を付けたが、それほど時間がかからないとは思わなかった。30分で殆ど出来た状況になった。

それは、テーマの内容のお陰だったろう。先ず、出入国管理について、日本に在留資格の持つ外国人の親戚、特に親に、在留資格を与えて欲しいと言うことだった。例えば、出産したら、新米ママにはお母さんの助けはありがたいが、外国人の場合、最長3ヶ月しか日本にいられない。(それは、観光ビザだ。)それに、親の老後を考えたら、一緒に住んでほしい外国人も少なくないが、今の制度で難しいそうだ。特別な事情があったら、「特定活動」という資格を得ることもあるそうだが、それは通常の方針ではないようだ。ありがたい対応だが、より正式な制度が欲しいと思った。要するに、反発する声は全くなかったので、ただテーマの側面を考えて、提言に載せる内容について考えることになった。

二つ目のテーマは、行政窓口の土日制度だったが、資料を見たら、川崎市の土日制度が指令都市の中で一番充実していることが分かったし、外国人関係の行政手続きが出来ることも分かった。結局、サービスの拡充を求めるより、既存サービスの広報を求めることにした。勿論、コンビニのように役所の窓口が24時間年中無休になったら便利だが、それには現実味が欠くので、出来る範囲で考えたら、川崎市の制度はもう足りるのではないかと思った。

論争になりそうな内容は明らかにない。その通り、すぐに終わった。代表者の皆さんが意見を言ってくれたので、全員参加の体制にもなった。それも嬉しいことだった。沈黙のままで終わった代表者は一人もいなかった。

だから、次回残りの「時間がかからないテーマ」と挑戦する。すべてをクリアできるかもしれないが、また二つが出来たらいいとも思う。本番の任務に入ったので、じっくり審議するべきだ。このような進み方が続けば、本当に有意義な会議になると思う。代表者の皆さん、ありがとうございます。


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