尖閣諸島衝突事件

尖閣諸島衝突事件へ日本政府の態度を批判したのは、中国だけではなく、日本人も少なくない。特に船長の釈放に反発する人は多いようだ。批判の主旨は、中国に弱みを見せたということだと私が感じる。しかし、私は同意できない。私は、日本政府が上手に対応したと評価する。弱く対応したより、大人しく対応したと強調したいのだ。

船長を勾留のままにしたら、結果がどうなるのだろう。中国との貿易戦争やレアアースの輸出禁止などが予想される。最悪の場合、本物の戦争までくり広がる可能性はなくはない。問題の背景には領土問題があるので、戦争まで至っても不思議ではない。では、一人の中国人船長が不法な漁業をして、そして憤慨して日本の船にわざと衝突した。それは、戦争を開くほどの出来事なのだろう。私は、そうは思えない。些細な問題として扱って、日中関係の悪化の原因にならないように慎重にしたほうがいい。中国に直面して、反論すべきと言う人は、戦争になったら堂々と自分の行為を認めるのか。

戦争は大げさで、中国の対応を批判すべきだと述べたい人もいるだろう。悪いことをしたのは、中国人の船長で、日本に誤ったり、和解を探ったりする義務はないと主張したいのだろう。あいにく、これは大人なりの反応ではないと思わざるを得ない。小学校の喧嘩に過ぎない。「だって、あいつが先に悪口した!あいつを叱って!」と等しい。確かに、中国の対応は良くないが、それを訴えたら、中国が誤ると思う人がいるか。いないだろう。だから、より冷静に大人らしく取り組む側、即ち日本が中国の憤慨を抑えるような行動を行うべきだと思う。それは、船長を釈放して、中国側の批判の根拠をなくすことだ。まだ賠償などを求めるが、船長はもう日本にいないなら、国民の怒りを保つことは難しい。これから待ったら、どんどん通常に戻ると推測するだろう。

一方、謝罪したり賠償を償ったりするべきではない。そうしたら、尖閣諸島が中国の領土であることを認めるように見える。船長を逮捕することは、日本の権利の当然な発揮に過ぎなかった立場を固めて、ただはっきり主張せずに待つ方針がいいと私が思う。中国にも戦わない理由は多いので、中国の世論を刺激しないようにしたら、この危機が去ると思う。

ただ、発表せずに尖閣諸島の警備を強化したほうがいいだろう。

「尖閣諸島衝突事件」への2件のフィードバック

  1. 初めまして。コメント失礼します。
    日本は中国人船長を釈放しましたが、未だに日本人の人質は解放されてませんが、どうお考えでしょうか?
    また今回の釈放についてに日本の行動に批判するのは
    日本人だけでなく諸外国のメディアも多いでみたいですが。

  2. @とおりすがり 様、コメントをありがとうございます。

    日本人の中国でも勾留は、前原外相が言った通り「極めて過剰な反応の連鎖」の一環だと思います。日本行政の反応を評価しますが、中国側の行為を批判したいのです。なお、中国の反応は過剰であるからこそ、日本の反応を慎重に考えるべきだと思います。戦争に繰り広げないように気をつけるべきですから。

    私はちょっと孤独な立場になったのが分かりますが、これほど日本の政権の行為を評価することは、異例です。より広い範囲で同じ智慧を発揮してほしいですね。

コメントは受け付けていません。