国勢調査

今月の一日は国勢調査の日だった。私が調査票に記入して、提出した。しかし、拒否する人もいると聞いたので、私の考え方をちょっと書きたいと思う。

先ず、国勢調査で集められたデータは極めて貴重だ。国勢を正確に把握すれば、様々な制作をより効率的で適切に構想できる。例えば、福祉施設の整備のために、60代の何人がどこに住むか分かる必要がある。10年後この人には福祉施設が必要になり始めるので、今分からないと福祉施設の用意が間に合わない。同じようにゴミ収集や公衆交通機関も、地域の人口によって調整しないと問題が発生してしまう。国会の選挙区にも影響を与えるので、活躍する範囲は幅広いのだ。だが、情報には欠陥があれば、この機能がすべて劣化する。だから、ちゃんと提出した方がいいと思う。そうしないと、政策には問題が発生してしまって、自分の損害になりかねない。

一方、個人情報の問題について悩む人もいるようだ。確かに個人情報を悪用する政権は世界中少なくないので、バカな心配からほど遠いのだ。しかし、この場合心配しなくてもいいと私が思う。政府を揶揄すれば、年金登録を5千万を紛失したので、悪用の為の個人情報をちゃんと保管できるかどうかは、疑問の対象になる。より真剣な理由は、国勢調査で集める情報のすべては、もう政府に知らせる義務情報だ。名前や年齢は、日本人なら戸籍と住民票、外国人なら外国人登録で記されるし、住宅の種別は不動産登録で、職業は税金で。唯一の例外は、通勤方法だろう。だが、通勤方法を厳密にする人はいるだろう。暗殺者を避けようとする人ぐらいかもしれない。

要するに、国勢調査の不参加が自損になるが、何も防備にならない。利害で考えたら、提出したほうがいいことは明らかだと述べたいのだ。


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