奈良の旅館の江戸三

旅館の部屋で屏風も見える
部屋の中で
奈良から帰った日に泊まった旅館の江戸三をちょっと紹介したが、今日より詳しく紹介したいと思う。本当に素晴らしい宿泊施設だったので、奈良へ旅行することになったら、ぜひだと思う。

先ずは、旅館の位置だ。奈良公園の中にあるし、春日大社の一の鳥居に近いので、交通も便利だ。だが、旅館の周りは公園で、秋に泊まったら鹿の鳴き声が聞こえるし、窓からの眺めは木々や池などだ。奈良公園にある世界遺産の東大寺や春日大社に便利であることは言うまでもない。

そして、旅館の形は離ればかりだ。十棟があるが、藁葺きの部屋もある。気分的にちょっと高級だと思うが、専用の出入り口があることは意外に感動的だった。私たちの部屋の入り口の前に小さな庭があったので、公園だけではなく、庭もあった。部屋の中にトイレと洗面所が設けられているが、浴室は別な離れだ。部屋は和室で、装飾も大変奇麗だった。私たちが四人で泊まったが、部屋には衾があったので寝る時私の母には個室を上げることが出来た。浴室も二つの家族風呂の形になって、設備は良いし、奇麗だし、気持ちよかった。

旅館なら、食べ物も重要だが、それも大満足だった。夕食は懐石料理の形で、朝食もおかずは多かった。何でも美味しかった。

離れの門の前に家族四人が立つ
出発する前に私たちの部屋の門の前で
そして、接客の対応も大変良かった。特に真由喜への対応は良かった。真由喜は三歳で、食事も寝具も必要ではないことにして、2000円で済んだ。にも拘らず、食事の時に真由喜にご飯と海苔と振り掛けを出してくれたし、真由喜の為に布団を敷いてくれたし、それに真由喜のサイズの浴衣も用意してくれた。それだけではなかった。夕食の後で、安い玩具の箱を持ってきて、真由喜に三つぐらいを選ばせてくれた。真由喜が大変喜んだ。

そして、二泊目は江戸三の隣にある旅館に予約したが、江戸三の方が私たちの荷物を次の旅館まで運んでくれた。

唯一の問題は、シーズン中で一泊しか許してくれなかった。(だから二泊目を別な旅館にした。)そして、確かに台風の日なら浴室に行くことはちょっと大変だろう。私たちは天気に恵まれたので、それは問題にならなかった。

料金は一人当たり19000円からで、安いとは言えないが、料金なりに素晴らしいと思う。京都で倍以上の旅館に相当すると私が思う。また奈良に行くことになったら、ぜひまた江戸三に泊まりたいと思う。皆さんも、ご参考に。


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